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DTM初心者講座 DTMとは? どんなことが出来るの?

目次


1、DTMとは?

2、DTMの歴史

3、DTMで何が出来るの?

4、出来ない事は?

5、DTMについて・まとめ


◆DTMとは?


DTMとは、ボカロプロデューサーや米津玄師さんなどシンガーソングライターたちが使用している音楽制作のためのソフトの総称です。

デスクトップミュージック(Desk Top Music)の略称で、パソコン上で原稿の入力から編集・レイアウトなどの出版のための作業を行うDTP(デスクトップパブリッシング)という言葉から派生した日本だけで通用する表現です。最近では、DAW(Digital Audio Workstation/

デジタル・オーディオ・ワークステーション)と呼ばれる事もあります。


ある世代の人たちには「打ち込み」という表現に馴染みがあるでしょう。


◆DTMの歴史


今でこそ、「GarageBand(ガレージバンド)」や「Cakewalk by Bandlab」と言ったプリインストール、あるいは無料のDTMがありますが、昔のDTMは価格的にも、機能の面でもアマチュアにはハードルの高い代物でした。


DTM以前の「打ち込み」と呼ばれていた1980年代では、シーケンサーとシンセサイザーを組み合わせて音楽製作をしていました。シーケンサーとは、ハードウェアシーケンサーと呼ばれていた機械で、MIDI信号をシンセサイザーに送り自動演奏させます。


YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)、冨田勲氏が使用していたRoland社のMC-8が名器として有名でした。発売当時(1977年)で120万円もした高価なマシンだったのです。

シンセサイザーもモノフォニック(単音のみ発音可能)からポリフォニック(和音も発音可能)へ移行する時代で、多種多様な機材を揃える必要がありました。


ハードウェアシーケンサーからパソコン上でMIDI信号を編集・送信するソフトウェア・シーケンサーが登場したのが1980年代後半になってからです。

これ以降は、パソコン自体の性能が飛躍的に向上した事により、ソフトウェア・シーケンサーとソフトウェア・シンセサイザー(いわゆる内部音源)を統合した、DTMソフトが音楽制作の現場に登場します。


シンセサイザーもデジタル化され、YAMAHAの「DX-7」、KORGの「M1」などの名器が生まれ、アナログシンセにない斬新な音や、従来の楽器をシミュレートしたシンセサイザー

も登場します。

特にKORGの「M1」は8トラックのデジタルシーケンサーとPCM音源を搭載した画期的なキーボードで、これ1台で音楽制作のほとんどが完結する「ミュージック・ワークステーション」の先駆けとなったのです。


ここまで、DTMの歴史をご紹介しました。

高価な機材を揃える必要だった時代から、今ではパソコンさえあれば手軽に音楽制作が出来る時代です。

では、DTMのソフトがあれば、どんな音楽でも作れてしまうのでしょうか?
音楽を作る上で、DTMに出来ない事はないのでしょうか?
DTM初心者の疑問にお答えしましょう。


◆DTMで何が出来るの?


DTMで出来る事をご紹介する前に、少しだけ。
ポップス、ロックといったジャンルで使用されている楽器を思い出して下さい。

ドラム(パーカッションなどの打楽器)、ギター(エレキギター、アコースティックギター)、ベース、ピアノやシンセサイザーなどのキーボード。曲によってはホーンセクションやストリングスも使われています。


実は、最近のDTMにはこれらの楽器の音のほとんどが搭載、内蔵されているのです。

言い換えれば、DTMソフトとそれが起動するパソコンさえあれば、音楽制作で出来ない事はないのです。

ただし、一部制約もあります。


◆出来ない事は?


音楽制作で出来ない事はほとんどないDTMですが、出来ない事あるいは弱点とされる事がいくつかあります。

・内蔵音源に上限がある。

ドラムやギターなどの楽器音が内蔵されたDTMですが、やはりその数には上限があります。とはいえ、「GarageBand」のiOS版(無料)の「GarageBand for iPad」ではベースだけで9種類、ギター4種類、ドラムセットやパーカッションは数十種類が用意されています。追加も可能ですが、初心者が使うには充分な内蔵音源の数でしょう。


・クォンタイズ(補正機能)に製品差がある

クォンタイズとは、音のタイミングを補正する機能です。人が演奏した音源を聴くとタイミングが微妙にズレています。この発音のズレを補正するクォンタイズ機能に製品によって大きな差があります。

先述の「GarageBand」では64音符まで補正出来ます。4分音符(♩)を1/64まで補正出来る性能です。(分解能=64)

一方、高級機種と言われるDTMソフトの代表格「Cubase」では4分音符(♩)を480まで分解して補正する事が可能です。(分解能=480)

無料の「GarageBand」と有料(5万円程度)の「Cubase」では、7.5倍の性能の違いがあります。


◆DTMについて・まとめ


初めてDTMを始める方向けに、DTMについて歴史や出来る事・出来ない事をご説明しました。

DTMはカラオケ音源の制作に使われたり、シンガーソングライターのバッキングトラック、プリプロダクションといった使われ方をされたりします。

オーディオインターフェースという機器を使えば、自分の歌声やギターなど生楽器を録音する事も可能です。


次回以降は、DTMを始めるにあたって、どんな機材が必要か?DTMソフトを使いこなすコツなどをご紹介しようと思います。


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