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ボーカリストのためのリズムトレーニング 発展編

今回は、ボーカリストのためのリズムトレーニング 発展編としてリズム感を養う次のステップのトレーニングをご紹介します。


メロディーを歌うボーカリストになぜリズム感が必要なのか?


という根源的な疑問もあるかと思います。


発展編では、その辺りもご説明します。


目次


1、リズムは音楽の三大要素

2、マイケル・ジャクソンになりたいなら、リズム感を鍛えなさい

3、ブラックミュージックはウラ拍を感じながら歌う

4、どこでも出来るリズムトレーニング

5、まとめ


◆リズムは音楽の三大要素


音楽の三大要素とは、リズム、ハーモニー、メロディーを指します。


メロディーを歌うボーカリストだからと言って、メロディーだけに耳を奪われていては音楽になりません。


ハーモニーのどの部分をメロディーが担っているか。リズムの強弱表現に合わせたメロディーを歌っているか。


そうしたトータルな捉え方で歌い方を見直すと、カラオケでもグッとうまく歌えます。


カラオケで目立ちたいなら、リズム感を鍛えましょう。


◆マイケル・ジャクソンになりたいなら、リズム感を鍛えなさい


「キング・オブ・ポップ」こと、マイケル・ジャクソン。


彼はダンスパフォーマンスだけでなく、ソングライター、歌唱力どの分野でも素晴らしい才能を披露しています。


今回は、ボーカリスト、マイケル・ジャクソンのリズム感にフォーカスします。


天性のノリを活かしたリズム感は、ダンスパフォーマンスに遺憾なく発揮されています。


が、実はその歌唱にも大きなアドバンテージを与えているのです。


ブラックミュージックやブラコンと呼ばれる音楽では、そのリズムが独特のノリを作ります。


そのノリは音楽の三大要素であるリズムだけでなく、メロディーセンスにも大きく影響しています。


つまり、リズム感を鍛えればマイケルのような歌い方も可能なのです。


◆ブラックミュージックはウラ拍を感じながら歌う


日本人とは遺伝子レベルで異なるマイケルのリズム感ですが、細かく分析すると彼らブラックミュージックのミュージシャン特有のクセが見えてきます。


その一つが、「ウラ拍」と呼ばれるタイミングで歌い出している点です。


「ウラ拍(裏拍)」とは「表拍」に対する拍(ビート)で、オフビート(OFF BEAT)とも呼ばれます。


4分の4拍子の場合、1小節には4分音符が4つ入る事は前回ご説明しました。


この4つのそれぞれのタイミングを表拍として、8分音符ひとつ後ろにズラした拍を入れてみましょう。


手拍子で4つ「パン、パン、パン、パン」と打ちながら足で「トン、トン、トン、トン」とリズムを刻んで下さい。


手で4拍子、足でウラ拍の4拍子、体全体で8ビートになります。

リズムの表と裏を感じられるでしょうか。


手では4ビートでも体全体では8ビート、さらに8ビートを歌いながら体の中では16ビートを感じながら歌う事で、メロディーに細かいアクセントが付けられるようになります。


メロディーの細かいアクセントやウラ拍からの歌い出しこそが、マイケル・ジャクソンを始めとするブラックミュージックの一つの特徴なのです。


マイケル・ジャクソンのように歌がうまくなりたいなら、ウラ拍を感じながら歌えるようにトレーニングをしましょう。


◆どこでも出来るリズムトレーニング


ウラ拍を鍛えるトレーニングはメトロノームでBPM=60くらいから始めて、次第に早いテンポで表と裏を意識したトレーニングを続けて下さい。


メトロノームがなくとも、アナログ時計の秒針、地下鉄の走行音など日常にある音でも一定間隔で鳴っている音全てがトレーニングの材料になります。


トレーニングは続ける事で成果が出ます。


歌がうまくなりたい、と思うならボイストレーニングでもリズムトレーニングでも欠かさずに続ける事です。


リズム感は身近にある時計など生活音でトレーニング出来る、数少ない音楽の要素です。


ぜひ、日頃からリズム感を鍛えるトレーニングを心がけて下さい。


◆まとめ


リズムトレーニングの発展編、ウラ拍を感じるトレーニングをご紹介しました。


一般に童謡や古い日本の歌謡曲は表拍で歌われる事が多く、洋楽特にマイケル・ジャクソンなどのブラックミュージックはウラ拍を強調した歌い方が多いジャンルです。


日本人が遺伝的に苦手なウラ拍を身に付ける事で、カラオケでもバンドでも他の人とはひと味違う、うまい歌い方を身に付けて下さい。


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