ボイストレーニング

歌の練習は喉を開くことから始めよう!喉を開いて声量アップ

「カラオケが上手くなりたい!」「好きな歌手のように歌いたい!」と思う人は多く、歌の上達のためにボーカルスクールに通う人が年々増えています。

カラオケが嫌いなわけではないけど自分は音痴だからと思い込み気が乗らないという人もいるでしょう。

「歌が上手ければ友達とカラオケが楽しめるのに」「今より上手くなって皆に注目されたい」「歌手を目指している」など、歌が上手くなりたい理由は人それぞれです。

歌がうまくなる方法はいくつかあり、しっかり実践すれば大きな成果を感じることができます。

歌がうまくなる主な方法は、腹式呼吸を意識したりビブラートなどのテクニックを習得することです。

腹式呼吸を身につけることで芯のある太い声が出せるようになり、テクニックを用いることでより聴く人を楽しませることができます。

呼吸法やテクニック、正しい発音を身につけることは確かにとても大切ですし上達が感じられやすいです。

ですが、その前に喉をしっかり開くことを習得しておかなければ、どれだけ技術や呼吸法を身につけても声量に限界があります。

喉を開くと聞いてもピンとこない方もいると思いますので、この記事では歌がうまくなる喉の開き方について詳しく説明させて頂きます。

目次

1、喉を開くことから始めよう

2、喉を開くと声量がアップする

3、あくびをイメージする練習法

4、喉を開く簡単な練習法

5、おすすめのボイトレグッズ

6、まとめ

・喉を開くことから始めよう

発声練習やボイトレに取り組む前に、喉を開く練習から始めましょう。

喉が開いていないのに歌の練習をしても、あなたの本当の声量は出せません。

「喉を開くってなに?」と思う方が多いと思いますので、今から説明していきます。

喉が開いている状態とは、喉のあたりを広げて空間を作ることを指します。

つまり、口を大きく開けても喉を開いていることにはなりません。

もちろん歌を歌うときは口を大きく開けると発音がはっきりするためいいのですが、喉を開くためには口の奥の方を広げる必要があります。

「自分はできているはず」と思っていても、喉を開くのは意識をしないと難しいですし、ちゃんと開いていない人が結構います。

舌が喉の開きの邪魔をしていることもあり、思ったように空間が作りにくいのです。

・喉を開くと声量がアップする

喉を開くことがどうしてそこまで大切なのか、それは喉の開き具合が声の出しやすさに大きく影響するからです。

喉が開いていない時は喉の空間が少ないため、大きい声で歌いたくても思うように声が通りません。

声帯や喉に負担がかかりますし、無理やり力を入れて歌うことで喉を痛めてしまうなどのトラブルが起こることもあります。

一方、喉が開いていて空間ができていると、息の通り道ができるため喉に負担をかけずに大きな声を出すことができます。

力を込めなくてもすんなり声量をアップすることができるため、喉を開くことは大きな効果を発揮します。

喉を開いて歌った方がいいことはわかっても、どうやって開くの?という方のために、今からとっておきの練習方法をお伝えしていきます。

こまめに実践すれば徐々に喉を開けるようになります。

・あくびをイメージする練習法

喉を開くためには、あくびをイメージすると感覚がつかみやすくなります。

あくびが歌の上達に結びつくなんて想像できないと思うかもしれませんが、あくびをしている時の喉の状態はとても参考になります。

喉を開くとき、邪魔になってしまいがちなのが舌です。

この舌の根本をしっかり下げる必要があるのですが、舌の根本を下げてと言われてもやり方がわかりにくいです。

力づくで下げれるものでもないし、喉は見えないところにあるので難しく感じるのではないでしょうか。

あくびする時を思い出してみてください。あくびをするときは自然に舌が下に下がっていき、喉に大きな空間ができます。

これこそが、喉が開いているという状態です。

イメージが湧きにくい方は、一度あくびをしてみてください。喉が大きく開いているのを感じることができるはずです。

この感覚をイメージしながら歌うことで、舌を下げて喉を開く感覚がつかめるようになってきますよ。

・喉を開く簡単な練習法

喉を開く練習法は他にもあります。簡単に取り組める方法をご紹介していきますのでぜひ参考にしてください。

最初にお伝えするのは、笑いながら歌を歌うという練習法です。

有名な練習法であり、ボーカルスクールでもよく練習に使われています。

笑うことで自然に大きな声が出やすくなり、喉が開きやすくなると言われています。

笑いながら歌い続けるのは難しいため、この練習をするときは短い発音や1フレーズを選んで繰り返して行うと良いでしょう。

笑いながら歌えないという方は、口の端をあげて歌う練習から始めてみましょう。

次に、割り箸を使った練習法をご紹介します。

割り箸を奥歯で噛んでみてください。

そのまま歌うと、喉が開いていることがわかると思います。

割り箸を噛むことで舌が勝手に下がるため、理想的な喉の開きを維持することができます。

喉の開き方を体に覚えさせることができれば完璧です。慣れてきたら割り箸を外して練習してくださいね。

・おすすめのボイトレグッズ

喉を開くための練習法をいくつか紹介しましたが、ボイトレグッズを使うのも効果的です。

歌を上達させるためにカラオケ教室などでレッスンを受ける人も多いですが、近年では自宅でもトレーニングができるボイトレグッズやスマホアプリが充実しています。

ボイトレグッズは専用に作られているだけあって、正しく使えば効率的に歌唱力をアップさせることができます。

喉の開きに有効なグッズも販売されていて、奥歯で噛んで喉を開くタイプが特におすすめです。

このようなボイトレグッズはオンラインで探せばたくさん出てきますので、一度検索してみてください。

喉の開きをサポートするもの以外にも、ボイトレに役立つグッズがたくさん販売されているので見ているだけでも楽しめます。

・まとめ

喉を開くことは歌を歌う上でとても大切ということがおわかりいただけたかと思います。

喉がしっかり開くと無理なく声量をアップすることができ、今までより快適に歌を歌うことができるようになります。

練習を行えばマスターすることが可能ですので、気になった練習法からトライしてみてくださいね。

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