少し前まではミュージカルと聞くと年配の観客が多い印象でしたが、最近ではテレビやネットで紹介されていることもあり幅広い世代から支持を集めています。
「ミュージカルは内容が奥深く難しいのでは?」と思うかもしれませんが、ミュージカルの演出がだんだん若い世代向けにシフトされてきていることもあり、親しみやすくなっています。
そんなことから、客席にはデート中の若いカップルや学校帰りの学生などの姿が見られるようになりました。
また、ミュージカルを鑑賞しているうちに「自分も劇団員として舞台に立ちたい!」と憧れを持つ人も多いです。
劇団員になりたいけど何をすればいいのかわからないという方のために、劇団員になる方法をお伝えしていきます。
目次
・劇団員になるにはオーディションを受けよう
ミュージカルが若い人にも人気が出てきたことにより、劇団員になりたいという方が年々増えています。
行動に移したくてもどうしたらいいのかわからず悩んでいる、という人も多いのではないでしょうか。
まず、劇団のメンバーになるためには、ミュージカルのオーディションを受ける必要があります。
オーディションを受けたことがない方にとっては少しハードルが高く感じるかもしれませんが、しっかり準備をしてから挑めば受かる確率がぐんと高まります。
合格するためには、オーディションの受け方や内容を知ることが大切になります。
オーディションの探し方や審査の流れ、受かるためのコツについて今から詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
・雑誌でオーディションを探す
オーディションを受けるために、どんなオーディションが開催されているか調べる必要があります。
その時に役立つのがミュージカル関連の雑誌です。
そういった雑誌には大抵オーディションの情報が載せられていますし、オーディションに焦点を当てている雑誌も出版されています。
有名な劇団から聞いたことのない劇団まで様々な情報が載せられているため、自分の好みの劇団のオーディションを選んで受けることが可能です。
憧れの劇団の名前があると、期待で胸が高鳴るのではないでしょうか。
雑誌の値段は千円程度ですし、書店で見つけたら早速購入してみてください。
ただ、発行数が少ないことからどこにでも売っている訳ではありませんので、できるだけ大型の書店に出向いてみましょう。
・ネットの掲示板でオーディションを探す
雑誌以外にも、ネット上でミュージカルのオーディション情報を検索することが可能です。
ネットでしか得られない情報もあるためこまめにチェックしておくと良いでしょう。
ミュージカル以外に、歌手やダンサーなどのオーディション情報などがたくさんアップされているため探すのが大変かもしれませんが、キーワードを入れて絞り込み検索すると見つけやすくなります。
ネット検索だと費用もかかりませんし、ネット環境さえあればいつでもどこからでも調べることができます。
とても便利なネット検索ですが、オーディションの日にちがすでに終わっているものが表示されたり、誤った情報が流されていることもまれにありますのでしっかり確認を行ってください。
ネットでオーディションを探す際は、情報が新しいものか、間違った内容ではないかの2点に注意しましょう。
・オーディション情報は公式HPでチェック
雑誌やネットで気になる劇団のオーディション情報を見つけたら、公式HPにアクセスしてから詳細の確認を行います。
雑誌やネットの情報よりも詳しくオーディションの内容が書かれていますし、劇団員のブログや写真も載せられているため劇団の雰囲気が掴みやすいです。
HPがある劇団がほとんどなので、興味のある劇団のHPは頻繁にチェックすることをおすすめします。
公式HPをチェックするメリットは、最新の舞台の日程やオーディション情報が常にアップされていることです。
公式サイトでは正しい情報がいち早く確認できるため、雑誌よりも先にオーディション情報を得られることが多いです。
自分の加入したい劇団のオーディション情報を知りたいという人は、一番に公式サイトを探しましょう。
・オーディションを受けよう!
受けたいオーディションが決まったら、申し込みのステップに移ります。大抵、オーディションを受ける前に書類審査があります。
書類審査では今までの経験などを記入するのですが、音楽やダンス、歌の経験がある人の方が有利になりやすいです。
そのため、関連する経験を持っている場合はしっかりアピールしましょう。
書類審査に通ったら、次に実技の審査が待ち受けています。踊り、歌、演技の三拍子が揃っていることがミュージカル劇団員の条件とも言えるため、オーディションまでにしっかり鍛えておきましょう。
オーディションの時点ではまだスキルの足りないところがあったとしても、あなたに大きな可能性が秘められていると感じたらメンバーに迎え入れられることもあります。
チャンスを逃さず、積極的にオーディションに挑みましょう。
実技審査のあとは個別の面接を受け、その後合否が決まるという流れです。
・オーディションに受かるには
オーディションで合格率を高めるために、一番大切なことは羞恥心を捨てることです。
緊張したり、恥ずかしいという気持ちがあると実力を100%だすことができないため非常にもったいないです。
練習を重ねてきても、実技審査で披露できなくては今までの努力が水の泡になってしまいかねません。
体を使って人に大きな感動を与えることができてこそミュージカルですので、自分の全てをさらけ出すような気持ちでオーディションに挑みましょう。
本番で実力を出しきるためにも、ボイトレ教室やミュージカルスクールに通うことをおすすめします。
教室では本番をイメージしたレッスンなども受けられるため、緊張しやすい人でも回数を重ねることにより本番に強くなります。心も体も万全の体制でオーディションを受けましょう。
・まとめ
以上、ミュージカルのオーディションについて詳しくお話しさせて頂きました。
劇団員は非常に厳しい世界ではありますが、とても華やかで魅力的な職業です。
夢を叶えるためにもぜひオーディションに挑戦してくださいね!