あなた自身やお子さんの歌唱力を上げたいと思った時に、どこかスクールに通うことを考え始めると検索で出てくるのは、「声楽教室」「カラオケ教室」「ボーカルトレーニング=ボイトレ」「ボイスレッスン」などの表記ではないでしょうか。
① 楽スクール ②ボイストレーニング ③ボーカルトレーニングのこれら3種類のスクールについて説明します。
目次
① 声楽スクール
声楽は歌劇場(オペラ)やコンサートホールなどの大会場において、音の振動やうねり(=ビブラート)、大声量を使って多くの聴衆を魅了するものとして知られています。
日本においては、これらの歌唱方法は大学の専門コースで学ぶことができます。
よって声楽スクールは、大学受験の準備段階・受験対応として位置づけされていると考えられています。
限定的ですが日本声楽という伝統的音楽においても声楽という言葉は使われています。
それらは主に長唄や浪曲と言った、語り口調の伝統的音楽を表しています。
② ボイストレーニング
文字通り発声練習に重点がおかれています。
それぞれ異なる個人の舌・喉・口の効果的な使い方や腹式呼吸を基本とした発声の方法を、ボイストレーナーが教えてくれます。
最近は、スピーチだけでなく会話での効果的な発声方法を学ぶ人が増えています。
また舞台やミュージカルなどで役者を目指す方や、子供に学ばせたい親なども訪れています。
時々テレビなどで有名人がボイストレーニングを受けているとされる場面が流れますが、以下の③で説明するボーカルトレーニングと似ている部分があって勘違いしやすいので注意していただきたいと思っています。
③ボーカルトレーニング・カラオケ教室
ボーカルスクールにおいては、バンドの形にこだわらず、ロックやポップ歌手を目指す人や、カラオケが上達したい人へのトレーニングをしています。
基本のボイストレーニングの後に、人に聴かせる歌い方だけでなく、人を感動させる歌い方を学ぶことができます。
ボイストレーナーやボイスインストラクターという専門職が歌の抑揚や歌における感情表現を指導してくれます。
ボイストレーニング後の応用レベルといったところでしょうか。
まとめ
① 楽スクール ②ボイストレーニング ③ボーカルトレーニング・カラオケ教室の3種類のスクールの指導内容をわかりやすくまとめてみました。
基本事項として、あなたの夢や目標に応じたスクール選びに役立つことを願っています。