歌と体調管理に接点があるの? と思う人もいると思いますが、歌が上手くなりたい人にとって体調管理はとても大切です。
歌を歌うということは、自分の体や喉が楽器の代わりになります。
そのため、体調が崩れてしまうといい声を出すことができません。
ギターやピアノなど、楽器を大切にするのと同じでボーカルを担当する人は自分の体を大切にすることを心掛けましょう。
目次
・ボイトレ初心者は特に体調に気をつけよう
ボイトレ初心者の方は、特に体調管理に気をつける必要があります。
なんでもやり始めは基礎を習う大事な時期です。
そんな時に体調不良を起こしてしまうと、歌の上達がスムーズにいかない場合があるため注意を払いましょう。
あなたがボーカルスクールに通いだして2週間経ったとします。
歌い方の基礎を学んでいる時に体調を崩してトレーニングを中断してしまうと、2週間頑張ってきたボイトレの基本や声の出し方を忘れてしまい努力が水の泡になってしまうかもしれません。
また、学んだことを忘れてしまうのを恐れて喉が痛くても練習を続けてしまうと、筋肉の使い方を間違えてしまい正しくない発声方法を覚えてしまう可能性があります。
間違った発声方法が身についてしまうと、改善するのに時間を要してしまいます。
・ボイトレは最初の3ヶ月が大切
ボイトレをこれから始めようと思っている人は、初めの3ヶ月は体調を崩さないよう気を付けてください。
3ヶ月経てばボイトレの基本や正しい発声がだいたい身についているはずです。
そのため、体調不良で少しトレーニングを休んでも全部振り出しに戻るということはありません。
そうはいっても、気をつけていたのに体調を崩してしまうことは誰にでもあることです。
もしもまだボイトレを始めたばかりで風邪をひいてしまった場合は、無理に練習を続けず思い切ってお休みしてください。
ボーカルスクールを休むだけでなく、家で練習するのも一旦やめてしまいましょう。
風邪をひいた状態で練習すれば普段とは違う喉の使い方を覚えてしまいかねません。
一度間違った喉の使い方を覚えてしまうと元に戻すのが非常に難しいため、風邪をひいたら休むことが最善の選択です。
風邪が治ったらまたレッスンに打ち込みましょう。
まとめ
歌が上達するにつれて、喉の調子に合わせて練習量を調節することができるようになってきます。
感覚がつかめるようになるまでは、体調不良の時は練習を休んでください。
また、風邪をひかないためにもレッスンによって喉に違和感を感じたら休息をとりましょう。
マスクなどで喉を保湿し喉を守るのもおすすめです。体調管理に気をつけて楽しくボイトレに取り組んでくださいね。