アイドルやシンガーソングライターなど、テレビで活躍するプロのボーカリストはあこがれの存在で自分も目指したい。
そう思っていながらも、経済的にやっていけるのかどうかが不安で1歩踏み出せない、というかたもいるのではないでしょうか?
でも、テレビに出たりCDを発売したりすることだけがプロのボーカリストのお仕事ではないのです。
プロのボーカリストを職業にしているかたがたのお仕事内容についてご紹介します。
目次
ミュージカルなどの舞台やイベント出演のお仕事
売れっ子の歌手やアイドルもミュージカルや舞台への出演が時々話題に上ります。
主役級の役から、主役の友人や親兄弟役などのストーリには欠かせない脇役など役どころは多岐に至ります。
歌だけではなく演技という要素も加わりますが、歌に関する表現力も高まるためチャレンジしているプロボーカリストは大勢います。
またイベントへの出演も大切なお仕事です。
イベントに出演することでファンとより近い距離で交流することができます。
出演すること自体が収入源にもなります。
またファンを獲得することで、魅力をファンに届けることができたり新たなファンの獲得につなげることができるのでメリットのあるお仕事です。
カラオケ教室やボイストレーニングの講師のお仕事
プロのボーカリストといえども、生まれ持った才能だけで歌う仕事ができるわけではありません。
プロになる前はもちろんのこと、プロになった後も歌うためのさまざまなレッスンを受けるかたがほとんどです。
・レコーディングやテレビの撮影で歌い、表現する方法
・2時間を超えるライブで歌ったりトークをしたりするための声の出し方
・長い年月歌を歌い続ける為の、喉の使い方や休め方
など学ぶことはたくさんあります。
これらのことを学んでいくと、どのようなレッスンを行うことで歌う力がつくのかを知ることができます。
その知識を活かすことができるのが、カラオケ教室やボイストレーニングの講師の仕事です。
なかには、ボーカルとして活動することと並行しながら講師をするかたもいます。
生徒を受け持ち、レクチャーすることで自分に関する改善点などに気づくことができるなど、自分を高めることができるお仕事でもあります。
ボーカルスクールの運営のお仕事
プロボーカリストとして活動しながらボーカルスクールの運営に携わるかたもいます。
プロのボーカリストとして得た実績や経験をスクールの運営に活かすのです。
歌うことに関する講師と同じように、スクールの生徒に対して自分の経験から伝えていくことができます。
それに加えて、運営という立場に立つことで自分の理想とするスクールを作ることができます。
もちろん、運営に関わるからには歌う仕事だけというわけにはいきません。
スクール運営をするには、
・生徒を集めること
・レッスンの計画を練ること
・経理などの事務管理
・スクール全体の方向性を決定する事
などなど、数えきれない業務があります。
もちろん、人を雇い入れるなどしてカバーしなければならないこともあります。
責任も大きくなります。
ただ歌う仕事に加えて、また別のやりがいをみいだせるのがボーカルスクール運営のお仕事です。
まとめ プロボーカリストにも様々な仕事がある
歌うことが好きな人の中には、歌うことを仕事にしたいと思うひともいるでしょう。
歌う仕事にはテレビやライブ活動以外にもさまざまな種類のものがあります。
自分に合った仕事をみつけることで、歌うことが収入源になる可能性も。
一歩を踏み出して、プロボーカリストを目指しましょう。