子育てから手も離れ、仕事も忙しかった時期が落ち着いて余裕を持って日々をおくれるようになった。
今まで自分の時間を作れなかった大人世代の方たちも、これからは趣味や夫婦二人で過ごす、ゆったりとした時間が楽しめます。
あの頃歌っていた曲、あの頃聴いていたミュージシャンの歌を今歌ってみませんか?
最近のカラオケなら幅広い選曲が充実していますし、あの頃のように仲間を集めてバンドを再結成しても面白いと思います。
今回は、大人世代が楽しめる曲をご紹介します。
目次
◆フォークソングの定番
ユーミンこと松任谷由実さんの「卒業写真」。
1975年に発売され、当時は荒井由実の名前でアルバムに収録されていた曲です。
たくさんのカバーバージョンがあり、ユーミンの代表曲と言ってもいいのではないでしょうか。
荒井由実さん(ユーミン)をフォークのジャンルに入れるのは、少し無理があるかも知れません。
その後のニューミュージックのカテゴリーを切り開いた1曲です。
カバーとして有名なのは、ハイ・ファイ・セットですが、今井美樹さんや徳永英明さんもカバーとして取り上げています。
歌詞で映像が浮かぶような思い出を歌った切ないバラードです。
男性では、日本でフォークといえばこの人、吉田拓郎。
「落陽」はどうでしょうか。
1973年にアルバム収録曲として初出ですが、1989年にシングルも発売されています。
ライブで盛り上がる曲としてファンの間でも人気の曲で、YouTubeにはライブ映像もアップされており、後藤次利や高中正義らを従えた演奏は圧巻の一言です。
この2曲はメロディーのキーが歌いやすく作られています。その理由は、キーがそれほど広くないため、サビに入ってもいきなり高音になる事はありません。
特に「落陽」は、ライブでも盛り上がる曲ですから、カラオケでも身内のライブでも楽しめる定番ソングと言えます。
一方、「卒業写真」は春の季節になると必ず歌われる卒業式限定の歌で、世代を超えて愛されている曲です。
ユーミン、拓郎といったミュージシャンは今でも現役で歌っており、あの頃を懐かしむだけでなく、今を生きる世代にも聴かせたい歌です。
◆若い世代に聴かせたい
フォークの定番から離れて、ニューミュージック、J-POPにジャンル分けされる曲はいかがでしょう。
70歳を超えた今も全国ツアーを発表した小田和正さん。
代表曲のひとつ、「言葉にできない」はCMタイアップにも採用され若い世代でもその名前は知っています。
ただ、小田さんの曲はキーが高く、一般の我々が歌うにはハードルが高くなってしまいます。
そこで、小田さんの曲の中でも比較的歌いやすく広く知られている曲、「ダイジョウブ」をオススメします。
NHK朝ドラの主題歌としても使用され、認知度も高い曲です。
「時代」は1975年にリリースされた曲ですが、発売から40年以上経った今でも歌い継がれている名曲です。
中島みゆきさんも長いキャリアを誇り、他の曲もTVドラマにも曲がタイアップされています。
「時代」は薬師丸ひろ子さん、一青窈さんなど様々な人がカバーしています。
名曲でありながら幅広いキーを必要とせず丁寧に歌い上げるそのスタイルは、若い世代にも聴きやすいシンプルな構成です。
◆まとめ
弾き語りという歌い方
フォーク世代なら一度は通った弾き語りというスタイル。ギター、ピアノを弾きながら歌う姿は、まさにあの時代の象徴でした。
カラオケではとかく歌謡曲に走り、マイクだけで歌っていますが、たまには楽器を手にしてみませんか。
部屋の隅に追いやられたギター、子どものためのピアノ。
きっと家にはそんな懐かしい楽器たちがあるはずです。
カラオケばかりではなく、お気に入りの楽器を手に、あの頃の歌をもう一度歌ってみませんか。