若い世代からシニア層の方まで幅広く親しまれるカラオケですが、歌うことで想像以上の効果が発揮されることをご存知でしょうか?
カラオケによって、健康に良い効果が得られることがわかっており、最近では病院内にカラオケを設置する施設も出てきました。
歌を歌うことでどのような健康効果があるのか、今回は年配世代の方にスポットをあててお話していきます。
目次
その1 幸せホルモンによるストレスの解消
カラオケで好きな曲を気持ちよく歌うことで、スッキリ気分が軽くなったと感じる人が多いのではないでしょうか。
カラオケのストレス発散には科学的な根拠があるの? と思うかもしれませんが、実際に様々な実験でストレスホルモンが減少することが証明されています。
カラオケを人前で歌う時、適度な緊張感を感じますよね。
自分が主役になったような気分で歌を歌うことにより、ドーパミンなどの快楽ホルモンやエンドルフィンという幸せホルモンが分泌されます。
この幸せホルモンが分泌されることによって体中の細胞が元気になり、前向きで明るい気持ちになります。
また、腹式呼吸で深い呼吸を行うことで、ストレスに大きく関わる自律神経の乱れを整えるという効果があります。
自律神経が整って副交感神経が優位になれば、体がリラックスした状態になり日々のストレスを解消することができるのです。
その2 寿命が延びて長生きに!?
100歳を超える長寿の方に長生きの秘訣を聞いてみると、歌を歌うことが元気の源と答えていました。
「歌うことが長生きに繋がるなんて、本当なの?」と思うかもしれませんが、「健康に長生きしたければ1日1曲歌いなさい」という本が出ているくらいです。
こちらの本では、カラオケが心身に良い理由を専門家たちが語っており、ホルモンの分泌によりストレス発散に繋がったり、人前で歌うことで自己治癒がアップするという内容が記載されています。
ストレスは寿命を縮めると言われるほど、体にとって良くないものです。
また、鬱病を患っている人は心臓病や脳卒中を起こす確率が高まることも明らかになっています。
そのため、カラオケによるストレス解消は長生きに繋がることがわかりますね。
また、カラオケは生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
歌を歌う時はお腹から声を出すために腹式呼吸を意識します。
腹式呼吸により横隔膜が上下に動くことによって内臓機能が活性化し、代謝のアップに繋がります。
日々の生活に腹式呼吸を意識したボイストレーニングを取り入れると良いでしょう。
血行が良くなり基礎代謝が上がることで、生活習慣病になりにくい健康な体を作ることができます。
その3 アンチエイジング効果で若返り
カラオケにはアンチエイジング効果があることをご存知でしょうか?
アンチエイジングとは、老化を防ぎ若さを保つことですが、なぜカラオケで若返り効果を得られるのか気になります。
その答えは成長ホルモンにあります。
成長ホルモンは、成長期の子供にはたくさん分泌されるものの歳をとるごとに減少してしまいます。
ですが、カラオケによって新陳代謝が上がると、この成長ホルモンが分泌されやすくなると言われています。
成長ホルモンは若返りホルモンとも呼ばれており、老化を予防する働きがあるのです。
そして、歌うときに口を開くことでほうれい線を予防することができます。
ほうれい線があるとないでは見た目年齢が5歳も変わると言われているのでとても嬉しい効果ですね。
大きな口を開いて顔周りの筋肉を刺激することを意識して歌いましょう。
また、歌を歌うことは思ったよりもエネルギーを使います。
そのため、10曲ほどカラオケを歌えば有酸素運動を30分行った時と同じくらいカロリーを消費することができるのです。
カラオケはダイエット効果もあるため、楽しく痩せたいという方にもおすすめです。
まとめ
カラオケで得られる3つの健康効果をご紹介しましたが、いかがでしたか?
カラオケには、若返りや長生き効果など驚くような効果がたくさんあることがわかりましたね。
健康に長生きするために、ぜひとも1日1曲から始めてみてくださいね。