カラオケ

【カラオケ上達への道】カラオケで喉を痛めない歌い方

喉は消耗品だということをご存知でしょうか。

あまりピンと来ないかもしれませんが、履けば履くほど減っていく靴底のように、喉も使えば使うほど消耗してしまうのです。

カラオケ好きな人は、カラオケ後に喉が痛くなったり、声がガラガラに枯れてしまったような経験が一度や二度はあるのではないでしょうか。

それが喉を酷使し、消耗している証拠です。

靴底は張り替えれば済みますが、喉はそうはいきません。

一生のお付き合いです。

ましてや喉の痛みを気付きながらも無理をして使い続けるような事をしていると、ポリープや声帯結節ができたりして手術になる可能性も十分にあるのです。

その事を心得ている声を職業にしている方達は、きちんと喉のケアをし、喉を痛めないように気を配っています。

この事は基本であり、カラオケ教室やボーカルスクールでもきちんと教えられています。

歌の大好きな方やカラオケによく通われる方が喉を痛める事のないように、その歌い方とその後のケアなどをご紹介したいと思います。

目次

1、喉を痛めない歌い方

・リラックスする

・姿勢を正す

・呼吸の筋肉を鍛える

2、喉を痛めないためのケア

・歌った分だけ休ませる

・乾燥に気をつける

・水分補給

3、まとめ

喉を痛めない歌い方

・リラックスする

歌い方イコール喉の使い方と思われる方もいるのですが、それ以前に注目したいのが体の姿勢です。

良い声や大きい迫力のある声を出したいと頑張る方によく見られる傾向ですが、とにかく体全体に力を入れすぎているのです。リラックスできていません。

歌を歌う時はどうしても肩や首に力が入りやすいのですが、この部分は喉に近い部分ですので、ここに力を入れてしまうと必然的に喉も締めていることになるのです。

長時間締めつけ続ければ、当然喉を痛める結果になるわけです。

意識して肩の力を抜くようにして下さい。

意識を向けるだけでも随分と違ってきますし、力を抜いた方が喉が開くので、普段は出せなかった高音が出やすくなります。

・姿勢を正す

そして力の入りやすい人に言えるもう一つの傾向が、姿勢の悪さ。

声を出そうと前かがみになったり、背中を丸めたり、空気の通り道である気道を潰すような姿勢をしている人がとても多いです。

歌というのは音であり、その音は呼吸によって作られていますので、気道を潰せば声は出にくくなるのです。

そのことに気が付かず、姿勢の悪いまま声を出そうとするので、喉に大きな負担を与え痛めることになってしまっています。

歌う時は体の中の空気の通り道を考えてみて下さい。

どのような姿勢が良い歌を歌うのに正しいのかがわかると思います。

・呼吸の筋肉を鍛える

そしてもう一つ体に関して言うなら「呼吸の筋肉を鍛える」です。

私達は呼吸をする時、横隔膜と体幹を使っています。

歌を歌う時には横隔膜と体幹を使い、空気を体に目一杯取り入れ、それをポンプのように押し出し声を出しているのです。

この空気を押し出す筋肉が強いと、息を勢い良くたくさん吐き出す事ができます。

これが声量です。

つまり筋肉が鍛えられていない人は空気を強く押し出せないので声量がなく、鍛えている人は声量も十分で、音が安定しているというわけです。

音を出す筋肉量が不十分な人は、音を無理矢理に出そうと喉に頼りますので、喉を痛める結果になってしまいます。

喉を痛めないためのケア

・歌った分だけ休ませる

喉を痛めないように体へのケアや環境作りも怠ってはいけないポイントです。

歌を歌った後というのは声帯が浮腫んでいます。

目に見えませんので分かりにくいのですが、そのままの状態にしていたり、歌を継続して歌っていると、その状態が癖となって喉の病気の一因になるのです。

歌った分だけ休ませるという習慣を作ってください。

・乾燥に気をつける

また乾燥は喉には良くありません。

カラオケの個室は時に空調が効きすぎていることがあり、これが喉を更に痛める原因にもなっています。

自宅においても普段から空調には気をつけて、喉を極度の乾燥から守るようにして下さい。

・水分補給

そして水分はしっかり取りましょう。

喉を守るためには実は1時間に500ミリリットルもの水分を取った方が良いのです。

こうすることで常に喉を潤し、乾燥からに喉を守ります。

水分といってもジュースやお茶ではなく常温のお水を。

冷たいと喉が締まってしまいますし、ジュースなどの糖分の多いものは油分が多くなりすぎるので歌いにくくなります。

カラオケに行ってジュースを飲みながら歌うと、何だ喉が詰まるような感覚がありませんか?

それはこの糖分が原因だからです。

またお茶は逆に喉の油分を過度に奪ってしまいますのでおすすめしません。

常温のお水に勝るものはありませんので、自分の喉を痛めないためにも、ぜひお水での水分補給を忘れないようにして下さい。

まとめ

喉のケアには他にものど飴を舐めるなどがありますが、実は一番効果があるのが睡眠なのです。

寝ている時間は外部からの刺激がありませんので、しっかり喉を休ませる事ができるからです。

もちろん寝ている間に喉が乾燥しないように気をつけて下さいね。

しっかりと質の良い睡眠を心がけ、喉を痛めないようにし、歌を思いっきり楽しみながら上達しましょう。

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