季節が冬に向かい始めると共に気になりだすのがお肌の乾燥です。
あんなにジメジメしていた夏から一転して木枯らしが吹き始め、冷たい風によってお肌の乾燥が進みます。リップクリームが手放せない方も多いのでは。
かと言って部屋なら大丈夫と言う訳にもいきません。
寒い季節に大活躍の暖房器具によって部屋の中は常に乾燥しがちになり、その結果肌だけではなく喉まで痛めてしまうことに。
喉が痛いだけではなく、声が出なくなったり、風邪にも繋がってしまいます。
乾燥を防ぐためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
目次
部屋の乾燥はこうして防ぐ
喉がに乾燥すると声がかすれたりするだけではなく、体内への菌の侵入を容易にしますので、風邪を引きやすくなります。
加湿器をお持ちでしたら是非フル活用していただきたいのですが、お持ちでない方や更に湿度を効果的に上げるためには、次の方法がお勧めです。
洗濯物の部屋干し
最も簡単で、効果的、尚且つ洗濯物も乾かせてしまう方法です。
なんだか当たり前すぎて拍子抜けされた方も多いかもしれませんが、侮るなかれ、わざわざ加湿器を購入しなくてもこの方法で十分湿度を保てるのです。
試したことのない方は乾燥が気になる日に一度、部屋の隅にでも干してみて下さい。
素早く洗濯物が乾くのに驚かれることと思います。
それだけ部屋が乾燥しているという証拠です。
濡れタオル
お風呂に入った後の湿った濡れタオルも部屋干し同様の効果があります。
特にこの方法を試して頂きたいのが、ホテルに宿泊した時です。
ホテルでは全館で統一して空調を調節している所が多く、自分好みの空調にはなかなかできません。
それ故、全体的に乾燥してます。その時に活用していただきたいのが濡れタオル。
タオルを濡して軽く絞ったら、それを椅子などに広げて掛けておきます。
たったこれだけで適度な湿度が部屋に保たれ、喉を乾燥から守ってくれます。
皆がやってる喉を守るアイデア
湿度を保つ他にも、乾燥対策や喉を守る方法はあります。
されている方も多いとは思いますが、効果的なのはマスクです。
日中、病原菌から喉を守るためにマスクをされている方はよく見かけます。
マスクは外出時だけではなく、睡眠中もしておくとより効果的です。
呼吸が湿度となって喉を乾燥から守ってくれるのです。
しかし慣れていないと睡眠中に息苦しさからマスクを外してしまうこともありますし、マスクのゴムで耳が痛くなって嫌だとおっしゃる方にはバスタオルやタオルケットがお勧めです。
普通に布団に入ると、どうしても肩まわりが浮いてしまい若干スースーします。
それをバスタオルで囲んでしまうのです。
マスク同様、口にも掛かるように、首周りから口あたりまで全体にかぶせましょう。
首周りも暖かく、呼吸の湿度で湿度も確保できます。
ポイントはかぶせるだけにしておくこと。
小さいタオルを首に巻いて寝る人もいますが、そうすると汗をかいてしまい身体を冷やしてしまいます。大きいタオルを使う理由はここにあります。
肩を出して寝るというのは実はとても喉周りを冷やしてしまう行為で、自ら風邪を引きに行っているようなものです。
布団に入っているからと安心されているかもしれませんが、タンクトップやキャミソール状の衣類では、布団の入り口にある肩回りは常に冷たい外気に晒されている状態です。
これではいくら乾燥に気をつけていても意味がありません。
就寝時には肩を出さないパジャマなどの適切な衣類を選んで下さい。
まとめ
乾燥は喉を痛めるだけではなく、体内への菌の侵入を簡単にしてしまいますので風邪を引きやすくなります。
風邪対策は乾燥対策。少しの工夫で乾燥から喉を守る事ができます。
いつもの歌声をキープするためにも、実践してみて下さい。