ボイトレ教室に通おうと思っても、自分にぴったりな先生に出会えるか少し不安という人も多いと思います。
やはり歌の上達にはトレーナーの質が大きく左右するため、慎重に選びたいところです。
回数を重ねないとわからないこともあるのですが、無料体験の時にも使えるトレーナー選びの大切なポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
・最も重視するのは第一印象
やはり第一印象が良いか悪いかは、トレーナー選びにおいて一番大切です。
初めてあった時は、相手に対して「爽やかな人だな」「ハキハキしていてしっかり指導してくれそうだな」など色々な印象を抱くと思います。
また、良い印象を持つ人ばかりではないと思います。
直感で「この人ちょっと話しにくい」「元気がないしレッスンが楽しくなさそう」など、なんとなく嫌だなと感じた場合はそのトレーナーを選ぶのは避けた方がいいです。
違う講師を選んだり、他のスクールを覗いてみましょう。
・ボイストレーナーとしての経験が浅い
もし印象がよくて優しそうな先生だとしても、経験が少なすぎると自分の成長に繋がらない場合があります。
トレーニングしていると色々な疑問が湧いてくると思います。発声練習の際も、声の出し方がわからないことがあるでしょう。
そういう時に質問して、納得できるようなアドバイスをもらえるかどうかが肝心です。
たしかにトレーナーによっては指導の仕方に違いがあると思いますが、正しい発声方法を知っている人に教えてもらわないとスクールに通う意味がありません。
喉に負担がかかるようなトレーニングが多い、指導の仕方がわかりにくい、など感じた時は講師を変えた方がいいでしょう。
・悪いところばかり指摘してくるトレーナー
生徒に対して厳しいのは悪いことではありませんが、たまに悪いところを指摘するだけのトレーナーがいます。
それではレッスンが楽しめないと思いますし、伸びるものも伸びません。
また、言葉遣いや言い方がきつすぎる先生だと、レッスンに通うのが嫌になってしまいます。
ですので、初めてのレッスンでもし悪いところを指摘されたら、その後に改善するための助言や指導を行ってくれたかどうかをチェックしましょう。
厳しくても、しっかり歌の上達に向けてアドバイスをしくれる先生ならモチベーションも上がります。
・ボイトレ時のピアノの伴奏をチェック
ボイトレを行う時は、大抵ピアノの音程に合わせながら発声をします。
ピアノが得意なトレーナーさんだと、派手な伴奏でボイトレをすることがありますが、伴奏は単音のみで十分です。伴奏が派手だと肝心な生徒の声が聞き取りにくくなってしまいます。
また、生徒自身も自分の声に集中できなくなってしまう可能性もあるでしょう。
生徒の声も、今日は高音が出やすい、音程がいつもよりブレやすい、など日によって調子が異なります。
そんな細かな変化を聞き取るためにも、ピアノの伴奏は最低限でいいのです。
体験レッスンではボイトレ時のフォルテピアノの伴奏がシンプルかどうかもチェックしておきましょう。
・まとめ
いかがでしたか?
体験などの短い時間のレッスンの際は上記のことをチェックしてみてください。
また、実際にボーカルスクールに通い出してから出てくる不満や悩みもあると思います。
「自分の目指す歌い方よりもトレーナーの好みを優先されてしまう」
「毎回同じような練習ばかり」など、トレーナーに対して疑問に思うところがあるときは、その度に質問してみるといいです。
自分にぴったりなボイストレーナーを見つけて、歌のレッスンを楽しみましょう。