就職活動をしている人は、面接に受かるために色々な努力をされていると思います。
志望動機や自分のアピールポイントを伝えるためのセリフを考えることに力を入れている人が多いと思いますが、それだけでは好印象を与えられないこともあります。
ではどのようなことをすれば印象が良くなるのでしょうか?
実は、ボイストレーニングをしていたら面接で好印象を与えやすくなると言われています。今回は面接にボイトレが効果的な理由をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
・面接で一番大切なのは第一印象!好印象を与える方法とは?
就活に取り組んでいる方は、きっと面接の流れを一から勉強していると思います。
一礼してから座ったり、部屋を出るときは「失礼します」と言ったり、そのような決まりごとを覚えることや質問に答える内容に全ての意識が向いているのではないでしょうか?
確かにそれらは大切なことです。
ですが、質問と答えを用意していても、そのまま予想通りの質問を聞かれることは案外少ないものです。
また、バッチリ用意していた内容を話せて受かる自信があった面接でも、採用されなかったということもあります。
実は面接時に一番大切なのは、話す内容ではなくて第一印象なのです。
・人の集中力は思っているよりも短い
面接時はどれだけ自分をアピールできるかがポイントだと思いますが、あなたが思っているより面接官はあなたの話を聞いていません。
人が相手の話を聞く時、たった100秒しか集中できないというデータもあるので驚きです。
また、面接官は同じ日に複数の人を面接します。
そのため、一人一人の話を鮮明に覚えることは不可能ですし、自分と似たような回答をする応募者もいるでしょう。
実際に面接の合否は大きな差ではなく、僅差で決まるようです。
合否を左右するのは話す内容ではなく、印象の良さと言えるでしょう。
その理由として、やはり人の集中力の短さが挙げられます。
もし自分のアピールポイントをどんなに頑張って伝えたとしても、その時に面接官の集中力が途切れていたらほとんど相手の頭に入っていないでしょう。
人と話している時に、あなたもそのような経験をしたことがありませんか?
ふと意識が遠くに行っていて、適当に相槌を打ってしまうこともあります。だからこそ話す内容よりも印象の方が大切なのです。
・第一印象は声と見た目でほとんど決まる
面接で印象が大切ということがおわかり頂けたと思いますが、印象を良くするためには何をしたらよいのでしょうか?
メラビアンという名の心理学者の研究によれば、初めて会った相手の印象が決まる割合として、見た目が55%、声が38%、話す内容が7%という結果になったそうです。
つまり、93%が見た目と声だけで決まるのです。これは面接官にも当てはまります。
面接官は応募者の話す内容には思っているほど意識を向けていないのです。
相手の身なりや声、雰囲気が与える印象の方がよほど大きいため、相手に好印象を与える声の出し方をマスターすることか大切です。
そこでおすすめなのがボイトレです。ボイトレを行えば正しい声の出し方を知ることができますし、喉が開くことで透き通った綺麗な声が出せるようになります。発音もよくなり、明るく聞き取りやすい声になるでしょう。
ハキハキした声で面接に挑めば、第一印象はかなりアップするはずです。
・まとめ
いかがでしたか?面接の大事なポイントが声というのは意外だったかもしれません。
これは面接の裏技と言ってもいいくらい効果的な方法です。
ボーカルスクールでボイトレを習えばより早く正しい声の出し方を身につけることができるでしょう。
ぜひボイトレに取り組んでから面接を受けてみてください。