歌がうまくなるには、やはり日々の練習が欠かせません。
地道な努力こそ成功の鍵です。1日30分のボイトレでも、毎日続ければ徐々に変化が現れます。
歌に限らず、毎日運動をすれば健康的に痩せることができたり、毎日料理をすれば味付けが上手になったり、日々の努力は決してあなたを裏切りません。
しかし、1つのものを続けることは案外難しいものです。
初めの何日かはやる気満々でも、だんだんサボってしまい辞めてしまったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
三日坊主にならないためにも、歌の練習を日常生活の一部にすることを心がけましょう。
この記事では、歌の練習を楽しく無理なく継続する方法をご紹介していきます。
目次
・歌の練習をライフサイクルの一部に!
朝起きたら化粧をする、夜はお風呂に入る、などの習慣と同じように、家に帰ったらボイトレをする、という感じでライフサイクルに組み込むといいです。
一度組み込んでしまえば意識しなくとも自然に練習を続けることができます。
ですが、そうなるまでが少し大変です。
習慣になる前に辞めてしまう人が多く、その理由は飽きてしまった、時間がとれなかった、忘れていた、など様々です。
三日坊主で終わらせないためにも、歌の練習をライフサイクルの一部にすることを一番に意識しましょう。
・簡単な練習から始めよう
「練習するぞ!」と決めた時はやる気がみなぎっているので、たくさん練習しようとしてしまいがちです。
ですが、初めは短い時間で十分です。
ボイストレーニングをしたことがない人が、「今日から毎日2時間発声練習をする」という目標をたてたとしても、多くの人が続かないでしょう。
初めは楽しく感じる練習も、1週間も続ければ面倒に感じるようになってしまうものです。
負担に感じないために、初めは簡単にクリアできる目標を設定することが大切です。
一番大切なのは継続することなので、毎日無理なく取り組めることから始めてください。
最初は10分の発声練習から始めてみましょう。
それを1週間続けることができたら徐々に時間や練習メニューを増やしていきます。
習慣になってしまえば、1時間でも2時間でも楽に練習に取り組めるようになりますよ。
・歌の練習をする時間を固定する
次のポイントは、歌の練習をする時間を決めることです。
いつ練習をするかが明確になっていれば、忘れにくいですし習慣になりやすいです。
絶対◯時に練習する!と決めなくても大丈夫なので、晩御飯を食べ終わったら練習する、など自分の生活に取り入れやすいタイミングに取り入れましょう。
タイミングが定まることで、晩御飯を食べた後は「歌の練習しなきゃ!」と体が勝手に動くようになります。これが体に染み付くと、逆にこの時間に歌の練習をしないと落ち着かないという風になります。
この方法は歌の練習以外にも有効的です。
毎日ヨガをしたいと思った人は、「夜寝る前にヨガをする」と決めたり、英語を勉強したい人は「朝起きたら10個単語を覚える」などと決めることで、自然にその行動を日常生活の一部に溶け込ませることができます。
また、ボーカルレッスンに通う場合も、レッスン時間は毎週何曜日のだいたい何時くらい、と決めてから通う方が習慣になりやすいのでおすすめです。
まとめ
歌やカラオケの練習が日々の習慣になれば、早いスピードで上達することが期待できます。
ライフサイクルに組み込むためにも、設定した時間に簡単なことから始めてみてください。
徐々に体に慣れさせていくことで、楽しく継続することができます。