ボイストレーニング

有名歌手も毎日、歌の練習している!? 歌を上達させたいあなたへのアドバイス!

努力の天才としても世界的に知られているイチロー選手が小さな頃から毎日欠かさず何十年も野球の練習を続けてきた事は有名な話です。

歌の世界でも同様に毎日のたゆまぬ努力が大切であることが知られています。

どうして、どのような練習が効果的なのかを解説していきます。

目次

1、練習の頻度とその内容について

2、毎日の練習を継続するためのポイント

3、プロの歌い手に見る、毎日の練習方法

4、まとめ

1、練習の頻度とその内容について

歌が上達するには、喉の正しい筋肉の動きが重要なのはもうご存知のことだと思います。

筋肉の発達は、筋トレ一回で発達するものではない上に、継続したトレーニングを怠るとハイスピードで衰えてしまいます。

効果的な練習内容は、安定した発生ができるまでの準備段階に20分以上40分間くらいの時間をかけましょう。

この時、湿度や水分補給など喉の保湿のための環境にも十分留意する必要があります。

安定した声が出るようになったら、1時間ほど、楽曲を使ってのボーカルトレーニングをお勧めします。

ここで注意すべき事は、くれぐれも喉を痛めてしまわないように、その日のコンディションを観察して身体と相談する事です。

すでに喉を痛めてしまったり風邪を引かれたりして喉がゴロゴロする方は医師の受診をお勧めします。

大事に至る前に大切な喉を労って守ることが大切です。

2、毎日の練習を継続するためのポイント

①  ずは、気楽に毎日の練習時間を設定し直しましょう。

練習を始めると意気込んで、「1時間以上時間をかけなければ!」などと無理の生じるような時間設定で自分を苦しめ諦めてしまった経験は、ありませんか?

何よりも大事なのは、継続して続ける事です。

5分や10分でもいいのです。あなた自身がプレッシャーを感じる事なく楽しめる練習時間を設定し直しましょう。

②  洗濯機のボタンを押した後に!

あなたが毎日の習慣になっているものを挙げてみましょう。

歯磨き、髪乾かし、水やり、犬の散歩、(お風呂)そうじ、洗濯などなんでも構いません。

毎日の習慣になっていることの後に、歌の練習する事を決めて、実行してみましょう。

こうする事で、練習が習慣化し練習忘れでがっかりすることがなくなります。

③  他人の協力や自己喚起!

「毎日、練習する!」と誰かに伝えたり、紙に書いたりして見えやすいところに貼り付けてください。

こうする事で、意欲を喚起することもできますし、簡単に諦められなくなります。

いかがでしょうか?

毎日の練習と聞くと、苦痛に思われるかもしれませんが、何よりも大切な事は、練習が好きになる事です。

好きこそ物の上手なれという言葉通り、体が自然に練習を欲している状態になるように工夫をしてみてください。

3、プロの歌い手に見る、毎日の練習方法

プロフェッショナルと呼ばれている歌手は、自宅にスタジオを持ち、特別なトレーナーの下で毎日、練習をしている姿を想像するかもしれません。

しかし、実際は、彼らは寝る暇を惜しむくらい、仕事で全国を飛び回るなどして多忙な生活を送っています。

それでも彼らが実力を保っていられるその秘密をお伝えします。

①歌の基礎を重要視する

プロの歌い手が、爽やかに上手に歌っている場面を見ると、想像がつかないかもしれませんが、彼らは華やかな舞台の裏で確実に発声法や滑舌、呼吸法、姿勢などの基礎をマスターするために努力をしています。

そしてそれぞれの筋肉や器官の動きの基本をマスターしています。

しかし、これらは日々の体調などによって変調をきたすこともあるので、彼らはその変化に敏感です。

基礎基本の練習に時間をかけ最高な声が出せる状態を保っています。

②体力勝負

声を出すことを仕事としている人たちは、肺気量だけでなく腹筋も鍛えています。

よって胸板も厚い方が多いです。

特にオペラ歌手の人は肺活量が非常に高く体つきも立派な方が多いです。

歌のプロと呼ばれる人々は、筋トレを欠かすことなく体力を保っています。

実際にUVERworldのヴォーカルのTAKUYAさんは10年以上毎日10キロ以上走るトレーニングを欠かしていないと言われています。

③客観的な分析

プロの方は歌の練習の際、毎回、録音機能を活用しています。

そうすることで、歌ってる最中には気づけない細かな問題点を見つけることができます。

息の吐き方やビブラートの調子、音の安定感などを第三者に頼ることなく自分で分析して最高の声質を保っています。

最近では、携帯の動画機能でも録音が可能で私たちも歌の練習に気楽に使うことができます。 活用されることをお勧めします。

まとめ

歌を上達させたいけど、忙しい毎日の中で、練習時間が取れないと諦めてしまっている方に、ぜひ、以上で述べた情報を参考にして頂きたいです。

喉はとてもデリケートな期間でもあり、ストレスを感じると傷めやすいです。

ストレスを感じることなく、気楽に練習を続け気づいたら上達していた! 夢がかなった! という姿を想像してあなたの歌力を高めて行ってください。

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