突然ですが、あなたには音痴であるにも関わらず、カラオケが大好きだという友達や家族とカラオケに行った経験がありますか?
そしてさらに、その人の歌を聞いてもなぜか不快にならずに逆にスッキリするなどの不思議な気持ちを味わったことがありませんか?
実は、音痴なのに人前やカラオケなどで歌うことが好きな人から学べることがあるのです。
そのちょっと信じがたいかもしれない歌のコツについて説明したいと思っています。
このコツは、歌が上手いとされている、音程を取るのが上手い人にとっては苦手な部分であることが多いものなのです。
もうすでに歌唱力に自信をつけている方にも、新たな視点でステップアップできる要素になると思います。
それでは、二つのポイントに分けて説明していきます。
目次
1、リラックスと余計な力のチェックをしましょう。
音痴なのにカラオケだけでなく人前で歌うことが好きだという人は、歌うとき体に余計な力が入っていません。
緊張することなくリラックスした状態で歌っているのです。
そうすることで声が体と共鳴しやすく自然な感じでマイクの通りが良い声になっています。
反対にペースや音程を気にする人は、体に余計な力が入りやすく歌が上手なはずなのにマイクの通りが悪く聞こえて残念なことになることが多いです。
特に、ライブハウスや屋外など多くの人の前で歌う場合は、ペースや音程だけでなく、マイクの通り声を良くすることに留意することをお勧めします。
2、どのくらいの距離を目安に歌を歌っていますか?
あなたは、歌を歌う時、どの距離の人に届くような声を出していますか?
実は、音程が外れやすかったり音痴だと自覚しながらも、カラオケが大好きという人の多くは、無意識的に一般の人よりも遠くの人に届くような声を出していることがわかりました。
具体的な数値をあげると、およそ1m先の人に歌を届けるイメージだそうです。
注意しなくてはならないのは、ただ単に、声を遠くに飛ばそうとする事ではないということです。
何よりも大事なのは伸びやかな歌声だそうです。
歌は迫力やパワーが必要なときも、常に声には伸びやかさを持たせることが大切だとされています。
まとめ
音痴であるにも関わらず、大人数の人の前やカラオケなどで歌うことが好きだという人に多い特徴を理解していただけたと思います。
マイク通りが良い声で、聞き取りやすい歌い方をしているということです。
音程を取るのが苦手で音痴だという人は、歌が全般的にダメだと思われがちです。
しかし、それはただ、音程認識部分が苦手なだけで、声の通りが良い人が多いのです。
歌は、個人の特性によって得意な部分がリズム認識面や表現力、発声面、音程認識などに分けられていて、人それぞれ、その人の良さ、個性をたくさん持っています。
マイク通りする伸びやかな声を意識してあなたの歌のレベルをあげていきましょう。