ボイストレーニング

ボーカルスクールはこんな人にオススメです! その1

「ボイストレーニング」と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょう?

腹式呼吸、発声法、正しい音程。

様々なイメージがあると思います。

ボイストレーニングに対するイメージが人それぞれなように、ボイストレーニングを習おうという人のきっかけ、理由も色々あります。

カラオケが上手くなりたいと言う人もいれば、子供の情操教育に役立てたい、さらにはバンドのボーカルでもっと歌がうまくなりたい、という人もいます。

そこで今回は、こんな人たちにボイストレーニングがオススメ、というお話をご紹介します。

これを読めば、きっとボーカル教室やボーカルスクールでボイトレを習いたくなります。

目次

1、音楽の3要素

2、カラオケにもボイストレーニング

3、子供さんのためにボイトレ

4、お年寄りにこそボイストレーニング

5、まとめ

◆音楽の3要素

音楽の3要素とは、メロディー(旋律)、ハーモニー(和音)、リズム(拍子)を指します。

ボイストレーニングだからといって、メロディーだけを歌えればいいという訳ではありません。

確かに歌唱力にはメロディーを上手に歌う技術も必要ですが、音程だけではなくリズム感や和音の中でどの音を自分が歌っているか、といった相対的な音感も必要です。

例えば、リズム感。日本人はどうしても4拍を強調しがちです。しかし、世界には様々なジャンルの音楽があります。

マイケル・ジャクソンの歌唱を聴くとそのリズム感の多彩さが分かります。

16分音符のウラを感じ取る抜群のリズム感と歌唱力。

もちろん、マイケルのような歌い方やリズム感を身に付けるには地道なトレーニングが必要です。

それもしっかりした指導者の下で、基礎的なトレーニングから始めて、徐々に技術的に高めるトレーニングです。

歌がうまくなる方法はいくつかありますが、やはりボイストレーニングの先生について指導を受けるのが歌がうまくなる方法の近道と言えます。

◆カラオケにもボイストレーニング

プロ歌手を目指すほどではないけれど、カラオケが上手くなる歌い方が分からない。

そんな人にもボイストレーニングは有効です。

歌いたい歌があるけれど、自分の声には合わなくて歌いづらい。でも、カラオケはキーを変える事が出来ます。

歌がうまくなる方法のひとつは、自分のキーで歌う事が大切です。

まず、ご自分の声はどんなキーなのか把握しましょう。

ボイストレーニングの先生に質問すれば、自分のキーがどの音から始まってどの高さまで出るのか?どのキーで歌えば上手に声が出せるのかが分かります。

キーが分かれば、次は歌唱力の指導です。

声の張り方、ビブラート、感情を込める声、抑える歌い方。ひとつコツを覚えて歌い方を変えるだけでも抜群にカラオケが上手くなるのです。

そうしたコツを客観的に教えてもらえるのも、ボーカルスクールならではの魅力です。

◆子供さんのためにボイトレ

小さい子供にボイトレ?

ちょっと意外に感じるかも知れません。

でも、音楽は子供の頃から習い始めた方が有利なのです。

ピアノやバイオリンといったクラシック分野の楽器では、小さい頃から始める子供さんが多いのは、絶対音感を育てるためなのです。

小さい子供は耳の発育の関係で上手く音程を取れません。

なので、バイオリンなどのような楽器は小さい頃から始めた方が有利なのです。事実、子供用の小さなサイズのバイオリンもあります。

ただし、子供の体は小さいので管楽器のような肺活量を必要とする楽器は体格的に無理なのです。小学校高学年、中学生になって吹奏楽を始めるのはそうした理由です。

でも、声なら生まれた時から誰でも歌えます。

子供の頃から音感を育て、正しい発声法を身に付けておけば音楽だけでなく、劇団やミュージカルにも可能性が広がります。

何より、大きく息を吸ってお腹から声を出すことは身体の発育によい刺激になります。

◆お年寄りにこそボイストレーニング

お年寄りにボイストレーニングをオススメする理由、その1、ストレス発散です。

体の自由が若い頃と比べ落ちてくると、思うように動けないストレスが溜るものです。そんなストレスを歌う事で発散出来ます。

思う存分、大きな声で好きな歌を歌って日頃の憂さを晴らせば、明日への活力になります。

そして、理由その2、誤嚥防止にボイストレーニングは効果があります。

喉の筋肉が加齢とともに弱り、飲み込む力が衰える事で誤嚥が起きます。

歌う事や普段の会話などで喉を使っていれば、喉の筋肉の衰えを防止する事が出来るのです。

また、歌う事は意外に身体全体を使うので、体力維持にもつながります。

最後にお年寄りにボイストレーニングをオススメする理由、その3は認知機能の向上です。

耳で音を聞き、目で鍵盤や音符、歌詞を追い、お腹と喉を使って歌うといういくつもの動作の同時進行は脳を刺激します。

さらに、人前で歌うというコミュニケーション能力も使うため認知能力の維持向上にも効果があるのです。

カラオケが上手くなるだけではない、ボイストレーニングの効用です。

まとめ

いかがでしたか。

ボーカル教室やボーカルスクールでボイストレーニングをすると歌がうまくなること意外にも様々な効果が期待できます。

次章でももう少しボイストレーニングによる効果をお伝えささせていただきます。

その2へと続きます。

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