ボイストレーニング

知らなきゃ損する!歌のうまい人はみんなやってるトレーニングとその特徴

好きな歌手に憧れて、ボーカルスクールへの入学を考え始めた僕が、徹底的に調べた歌の上達法とボーカルスクールについてまとめてみました。

少しでも真剣に歌が上達したいと考えている方たちへの参考になればと思っています。

目次

1、腹式呼吸の基本

2、なめらかな滑舌練習

3、リズム感の高め方

4、まとめ

腹式呼吸の基本

歌を学び始めた人が必ず、最初にぶち当たる壁が腹式呼吸なのではないでしょうか?

腹式呼吸とは、息を深く吸った後に深く細く長く約10秒をかけて息を吐き出す。

そして横隔膜が上方向にあがるイメージをしながらリラックスして息を吐ききると、身体が自然と息を吸い込もうとします。

この時に背中側の肩甲骨周辺に空気が入っていくのと同時に、お腹が膨らむ感覚です。

これを毎日練習することで声量も上がり音程を外さずに歌えるようになります。

学校の音楽の授業などでもよく、「お腹の中から声を出して!」と言われたことがあると思います。

腹式呼吸を知らずに、ただ、大きな声を出そうとして、喉だけで歌ってしまうと、曲の出だしがうまく歌えなかったり、声が震えてしまったり、音程が外れたり、 というような状況に陥ります。

腹式呼吸を練習することで、腹筋も鍛えられ、肺に大量の空気を一瞬にして取り込む事ができるようになるのです。

これらができるようになると、曲の最初の出だしの一声が、うまく決まりますし、腹筋で支えられ、上半身を支える力も増すので、安定した歌声が出せるようになります。

なめらかな滑舌練習

歌の上達のコツは、(お腹の底から)腹式呼吸による声だしを意識することの次に、滑舌を良くすることが重要です。

よって、日常の生活の中でも意識してアナウンサーのように顔の筋肉を鍛えたり、口を大きく動かしたり、 早口言葉などを繰り返しでなめらかな滑舌を練習しましょう。

特に、聞き取ることが難しいとされている「ザジズゼゾ」や「ラリルレロ」は、発声の仕方が悪いと、聞き手にとって耳触りになりがちです。

まず、はじめに自分で歌詞を音読する事でどのような発声が心地よく届けることができるのかを確認することが大切です。

そして上手な歌を聴いている時の自分を想像してください。歌の歌詞がしっかり聞き取れて理解できると、その曲の心情や情景が自然と浮かんできます。

しっかりとした歌い方で言葉として耳に入った歌詞は、内容を聴きとりやすく曲が終わった後に「共感できた」と感じることができるのです。

聞き手に歌が上手いと感じてもらうには「滑舌(かつぜつ)」を良くすることも大切です。

そして、発声だけでなく、発音にも留意することで歯切れの正しい歌い方に変わります。

普段から半濁音や濁音の音を「10回続けてはっきりと発音する」等や、早口言葉の練習を繰り返し、はっきり発音できるようにしましょう。

英語の歌詞の場合は、発音をよりネイティブに近づけて歌う事は、当然のことで、他にも、ラップなどのように早いテンポのメロディに多くの言葉を当てはめてある場合なども、滑舌に留意して、よりはっきりした言葉を発音できるようになりましょう。

リズム感の高め方

リズム感が良いとされている有名なプロ歌手の方だとしても、突然リズムが崩れて、外れてしまうことがあり、永遠の課題として練習されている方も多いのが、このリズム感なのです。

さらに、そして、リズムに乗るだけでなくテンポを最後までキープできる持続力も必要となってきます。リズムトレーニングで重要なポイントは、正確なリズムを刻むメトロノームを用意することをお勧めします。

メトロノームに合わせ、16分音符・8分音符などの速さや符点をつけてスウイングするなどの細かな点に留意した発声練習を行いましょう。

例えば「ラリルレロラロ」「タタタタタタタタ」やなどのリズムにあった言葉を当てはめて、遅れずに発音できるように繰り返し練習し、慣れてきたら同じ調子で最後まで歌い切る練習を行いましょう。

特に、先に述べたラップの場合は、細かい音符の中にたくさんの言葉を当てはめてあるので、少しでも呼吸のタイミングを間違えれば途端にリズムが崩れます。

すると、ラップ特有「加速性」を失いラップの世界が消え去ってしまいます。

ただ単に、正しく歌が歌えるだけでは認められないのが、私たちが目指す歌の世界なのです。

リズム感は生まれつきの才能であったり、天性と言われることもありますが、トレーニングによってリズム感は磨かれるのも事実です。

まとめ

いかがでしたか。

歌のうまい人はみんなやってるトレーニングとその特徴を紹介させていただきました。

次回もまだまだある歌のうまい人はみんなやってるトレーニングとその特徴について紹介させて頂きます。

ボーカルスクールに通って歌が上手くなりたい方はこちらへ!