ボイストレーニング

【歌が上手くなる方法!!】声が小さい人の10個の原因 その1

自分は人よりも声が小さい…と一人で悩みを抱えていませんか?

耳障りなほど大きな声も困るのですが、声が小さすぎると職場や友達などの人間関係において、相手に自分の意思や気持ちが伝わりにくいことがあります。

声が小さいことでコミュニケーションが思うようにいかないことがしばしばという方。

それが重なって自分に自信をなくしてしまうと、更に声が出しにくくなってしまいかねません。

そんな事態に陥らないためにも今回は声が小さいのはなぜなのか?

原因を探ってみました。

声が小さくていつももどかしい思いをしているという方は、今の状況を改善して毎日を思い切り楽しみましょう。

声が出せるようになれば、きっと今までとは違う新たな人間関係が築けるはずです。

職場でも自分を上手にアピールできるようになるでしょう。

目次

1、なぜ声が小さくなるの?

2、①人との会話に緊張する

3、②姿勢が悪いことにより声が出しにくい

4、③口が開いていない

5、まとめ

なぜ声が小さくなるの?

皆のようにハキハキとした声で話したいのに思うように声が出せない。

大事な時に人に聞こえないくらい声が小さくなってしまう。

このような事態は本人にとって非常に大きな悩みです。

病気を抱えている訳ではないのに声が出にくいという人は、明るく振る舞えず内気な性格になってしまいがちです。

内気なこと自体に問題はないのですが、内気なことによって自分を表現できていないと感じているなら今すぐ改善するべきでしょう。

では、そういった状況を改善するためには具体的に何をすればよいのでしょうか。

まずは声が小さい原因を知ることから始めましょう。

①人との会話に緊張する

緊張しやすい方は、人と話すだけでもドキドキする場合があります。

緊張していると喉の筋肉が硬直してしまい声が通りにくくなってしまいます。

そんな時、慌てて緊張を解こうとしてもうまくいきません。

極度に緊張してしまうと声が出ないだけではなく判断力も鈍ります。

他にも気持ちにゆとりがなくなってしまうなど、緊張のしすぎは負の連鎖を招いてしまいます。

もし緊張して声が出にくくなった時は、その状況を素直に受け入れましょう。

今は緊張しているから声が小さいのだ、と状況を把握するだけでも気持ちが不思議と落ち着きます。

そして、声が小さいことを気にせず会話していくうちに、緊張が解けていつもの声の大きさに戻ります。

緊張によって声が小さくなるというのは、人と関わることに慣れていない場合が多いです。

特に初対面の人との会話であがってしまうという方は、人と関わる機会を増やす努力をしてみましょう。

お店で注文するときにメニューについて尋ねてみたり、スーパーで在庫を聞いてみたり小さなことから始めるだけでも効果があります。

思い切ってサークルなど、人の集まる場に参加するのもいいですね。

もし思ったように話せなくても、練習なので落ち込むことはありません。

たくさんの人と短い会話を交わすことで、初対面の人と話すことに緊張することが少なくなってくるはずです。

また、相手の目を見ると緊張してしまうという方は、時々目を合わせる練習から始めてみましょう。

このように、軽度のあがり症からくる緊張なら人と接する機会を作ることで大きく改善することができるでしょう。

ですが、人と話すことに緊張だけでなく恐怖心を抱くようなら、それは対人恐怖症かもしれません。対人恐怖症になる理由には、過去の人間関係が挙げられます。

イジメにあった、信じていた人に裏切られた、など人と関わることで深く傷ついた経験があると、なるべく人と会話しないように体が勝手に動いてしまいます。

そのため、声が小さくなるという現象が現れるのです。

対人恐怖症を改善するには、専門の医療機関や心理カウンセラーに相談するとよいでしょう。

そして、時には自分を支えてくれる周りの人の優しさに甘えることも大切です。

人は誰しも一人では生られません。人の優しさを感じることで、きっと対人恐怖症も克服することができるでしょう。

症状が治れば自然と大きな声が出せるようになりますよ。

②姿勢が悪いことにより声が出しにくい

姿勢は声に大きな影響を与えます。

顎を前に出しすぎたり、引きすぎたりしていると首に負担をかけてしまい、声の通り道を狭めてしまいます。

そのことから声が出にくくなって、ボリュームが小さくなってしまうのです。

一方、姿勢がよくて首や顎の位置がズレていない人は喉が開きやすく綺麗に発声することができます。

自分の声が小さいのは姿勢のせいかもしれない!と思ったら、日頃から正しい姿勢をキープすることを心がけてみてください。

そして、口元の筋肉が硬い場合も思うように発音ができません。

口元に緊張を感じたら、手で口周りを軽くマッサージしてほぐしてみましょう。マッサージによりリラックスして、顔周りの筋肉が柔らかくなります。

また、履いているズボンがきつすぎるとお腹を締め付けてしまうため大きな声が出せません。

歌手や声優はお腹から芯の通った声を出すために腹式呼吸を行なっています。

ウエストのきつい服装は腹式呼吸に適していないため避けた方が良いでしょう。

大きな声を出すために、正しい姿勢、ゆとりのある服装、口元の筋肉をほぐすことを意識してみましょう。

これらの工夫をするだけでも、声が通りやすくなります。

また、体全体の緊張がほぐれるように深い呼吸をしてみましょう。息を吐き出すとき、同時に発声すればお腹から声を出すことができます。

一人の時にぜひ練習してみてくださいね。

③口が開いていない

鏡を見ながら普段通り喋ってみてください。

あなたの口はしっかり開いていますか?

もし、もごもごと小さく開いているだけなら、口の開きを大きくするだけでも大きく改善できる可能性があります。

口の開きを改善するためにおすすめの練習法は、「あいうえお」を大きな口で発音することです。

「あ」は縦に目一杯口を開き、「い」は横にしっかりイーっと口を伸ばします。

「う」は唇を前に突き出すようにしっかりすぼめて、「え」は口を半開きにしながら横に開きます。

「お」はすぼめながらも縦に開くことを意識しましょう。

このように、オーバーな動作で母音をしっかり声に出すことで、他の音も自然と大きな口で発音できるようになります。

ちゃんと口が開いているか、鏡を見ながら練習を行いましょう。

母音を発音する練習は、顔周りの筋肉を使います。そのためほうれい線予防に繋がり表情筋が鍛えられるなど、美容に嬉しい効果もたくさん得られます。

また、口の開き方だけでなく吐く息の量も意識しましょう。口から出る空気の量が少ないと、声は小さくなってしまいます。

吐く息が少ないと感じる人は、腹式呼吸の練習をすることをおすすめします。

腹式呼吸を行うことで、腹筋が鍛えられ肺活量が増えます。

肺を痛めないよう、ゆっくりと深く鼻から息を吸い、口から優しく息を吐き出します。息を吸う時はお腹の下に息をためるような感覚で深く吸いましょう。

そして、吐く時は遠い場所まで息が届くように意識すると、息の量が自然と増えます。腹式呼吸は大きな声が出せるようになるだけではなく健康にもとてもよいため、ぜひ練習してみてください。

まとめ

いかがでしたか、声が小さい人の原因について探ってみました。

次回はもっと掘り下げて原因を探っていきたいと思います。

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