ボーカル教室に通おう!と決めたのはいいけど、どこがいいかわからないと悩む人は多いと思います。
ボイトレのスクールは、大手のチェーン店から個人経営の教室まで規模も様々ですし、それぞれ料金やレッスン内容も異なります。
他には音楽学校などの選択肢もありますし、種類が多くて自分にぴったりなスクールを探すのが難しく感じるかもしれません。
今回は、そんな方のために様々なスクールのメリットやデメリットをご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
目次
大手のボイトレ教室
全国チェーンのボイトレ教室など、有名なスクールは馴染みがあるので初心者の方でも安心して通うことができます。
また、有名なスクールは店舗数が多く立地もよいため自分の通いやすいスクールを選ぶことが可能です。
有名なボイトレ教室に通う人は学生や社会人として働いている人が多く、「カラオケを趣味にしたい」「歌がうまくなりたい」などの理由で通い出す人が大半です。
気軽に通えるのがメリットですが、大手スクールの先生は若いアルバイトさんである場合が多いのも事実です。
そのため、プロに本格的に習いたいという方は、あらかじめスクールの講師の実績や経歴などを調べておくと良いでしょう。
個人経営のスクール
個人経営のボーカル教室は、スクールにより先生の質もレッスン方法も大きく異なります。
ボイストレーニングを行うことに資格は必要ではないため、スクールによっては残念ながら講師が微妙ということもあるでしょう。
ですが、個人でボーカルスクールを継続するにはそれ相応の実力を持っているということだと思います。
特に口コミがよい個人経営のスクールの講師は、プロの歌手や歌手のトレーナーをしている凄腕の人だったりしますので、気になるスクールを見つけたらまずは無料の体験レッスンに足を運んでみてください。
相性がよい先生に巡り会えたら、大手のスクールとは一味違う歌のレッスンを受けることができるでしょう。
複数人で受けるボイスレッスン
社会人のために公民館などで開かれるカルチャースクールでは、グループレッスンが主流です。
レッスンはマンツーマンが一番!と思っている人も多いでしょうが、グループレッスンにも良い点がたくさんあります。
複数人で練習をすることで他の生徒の歌い方や癖を知ることができ、自分自身の歌の上達にも繋がります。
また、生徒たちと親しくなることでやる気もアップしますし継続しやすくなります。
また、料金も安く設定されていることが多いので気軽に通いやすいです。先生もそれなりに実力のある方が教えていることが多いです。
ですが、やはりグループレッスンは一人一人に指導してもらえる時間が限られてしまうため、じっくり見てもらいたいという人はマンツーマンレッスンを選んだほうが良いでしょう。
音楽の専門学校
専門学校に通うのは、社会人にはハードルが高いと思われます。
学生さんでしたら、進学先に音楽学校を選ぶもの1つの手ですが、すでに働いている人が専門学校に通うためには、時間とお金がたくさん必要になりますし、年齢層が若いため馴染むのに時間がかかるかもしれません。
社会人には難しいと思われますが、学生さんにとって音楽専門学校はとても良い選択肢と言えるでしょう。
音楽専門学校は、豊富なカリキュラムから好きなものを選択できますし、機材などの設備が整っています。
そして、選び抜かれた実力のある講師が指導してくれますし、学校ならではのイベントやレコーディングが本格的に楽しめる授業が用意されています。
本気でプロを目指したいと思っている学生さんにとって、音楽専門学校は多くのことを学べる場です。
ですが、私が講師をしていた経験から感じたのは、やはり学校ですので様々なタイプの子が入学してきます。
明確に自分の目標を持って頑張っている子もいれば、そうでない子もちらほらいます。
多大な時間と費用が必要な音楽学校ですので、周りの雰囲気に流されず自分の目標をしっかり持ち続けましょう。
まとめ
ボイトレスクールといっても、様々なタイプの教室があることがお分かりいただけたかと思います。
それぞれの特徴を把握しながら、自分にぴったりのスクールを見つけて歌のレッスンに励んでくださいね。