これから夏休みシーズンになると子ども向けのミュージカルが公演される機会が増えます。
「アニー」、「100万回生きた猫」など有名な作品から、参加型の小さな作品まで様々な作品が公開されます。
中には、ワークショップと呼ばれる参加型のミュージカルに子どものうちから参加して本格的な身体表現を学ぶ子どもたちもいます。
せっかくの参加型ミュージカル、大人も参加してみませんか?
目次
◆大人も楽しめるミュージカル
歌とダンスの総合芸術であうミュージカル。
実は、敷居の低いワークショップが増えた事でミュージカルを楽しむ大人も増えています。
カラオケでは物足りなくなったアクティブなシニアや、若い頃の夢を諦められないママたちがミュージカルに熱い視線を送っているのです。
演劇はちょっと肩が凝りそうだけどミュージカルなら楽しそう。
子どもが笑顔で演じているのを見て大人も楽しめるかも。
そう感じた歌やダンスが好きな大人たちが日本のミュージカルを再び熱くしています。
◆ミュージカルが大人に受けるワケ
大人たちがミュージカルに熱い視線を送るにはいくつかの理由があります。
ひとつは、映画のヒットです。「ラ・ラ・ランド」、「グレイテスト・ショーマン」のヒットは記憶に新しいところです。
CGといった最新テクノロジーではなく、人間の歌、ダンス、演技で観る人を圧倒的な感動に惹き込む。
そのミュージカルの魅力に気付いた人たちが多かったのでしょう。
そして、二つ目の理由はカラオケの普及です。
進化したカラオケは、最新曲はもちろん、映画や海外作品もいち早くとりいれ歌えるようになりました。
カラオケでそうした最新ミュージカルを歌う楽しみを知った人たちがカラオケに飽き足らず、ステージでダンスも歌も楽しむようになった事がミュージカルが拡散した理由です。
三つ目の理由は、仲間を見つけやすくなった事です。
SNSをはじめとして趣味を同じくする人たちと簡単に繋がれるようになりました。
SNSのおかげで、「ミュージカル仲間募集します!」が「カラオケ友だち募集」や「バンドメンバー募集中!」と同じくらい気軽なものになったのです。
◆ミュージカルには声が必要
歌と演技とダンスが大前提のミュージカルには、当然声が必要です。
その声もカラオケで歌うのとはまた違った発声が求められます。
カラオケと違い、マイクはハンドマイクではありません。
もしかしたら、アマチュアミュージカルでは個々の出演者にマイクはないかも知れません。
ホールの最後列まで届く声がミュージカルには求められます。
単に大きな声ではなく、よく響く声です。
無理に大きな声を出してもミュージカルの最終幕まで声が持ちません。
ステージからホール最後列までセリフも歌もはっきり届けられる声をボイトレスクールで身につけましょう。
◆ボイトレでミュージカル?
実は、ボイトレスクールでミュージカルをレッスンに取り入れている教室は多いのです。
近年のミュージカル映画ブームに後押しされ、「ミュージカルを基礎から学びたい」という大人や、夏休みのミュージカルワークショップに参加したい子どもたち。
そして、未来のミュージカルスターを夢見る子どもとそのママが増えました。
その希望に応えるために、ボイトレスクールではミュージカルコースにも力をいれています。
発声の基礎、ダンスレッスンはもちろん、所属事務所、ミュージカルオーディションの紹介まで手厚いサポートもあります。
◆事前にチェック、ボイトレスクール
ミュージカルのためのボイトレスクールを探すなら、レッスン内容をあらかじめチェックしておきましょう。
体験レッスンがあるボイトレスクールなら、どんな雰囲気のレッスンなのか実際に確認出来ます。
せっかく基礎から学ぼうという気持ちなのですから、続けられてレッスンの成果が実感出来るスクールを選んで下さい。
◆まとめ
ブームになっているミュージカルを仲間と楽しむために、ボイトレスクールやSNSを活用してみてはいかがでしょう?
声を出す事、ダンスで体を動かす事は身体表現だけでなく、ストレス解消や体調維持にも繋がります。
ミュージカルで身体と心の健康を一度に手に入れませんか?