歌い方のテクニック

プロを目指す方必見!レコーディングでの歌うコツ教えます!

レッスン、カラオケ、ライヴなど、歌うという事に変わりはありませんが、レコーディングに関してはちょっと他とは違います。

どれが一番難しいとは一概には言えませんが、カラオケなどと比べると頻度が低いだけにレコーディングで歌うほうが難しく感じるかもしれません。

自分の歌をCDにしたい!仮歌の仕事などでスタジオミュージシャンとして活躍したい!と思っているのなら、レコーディングは避けては通れません。

憧れのスタジオでしっかり歌うためにはどうすればよいのでしょうか。

今回はそのコツをお教えします!

目次

1、どんな違いがあるのだろう

2、レコーディングで普段通り歌う方法

3、まとめ

1、どんな違いがあるのだろう

カラオケなどで歌うのとスタジオでのレコーディングは実際にどのような違いがあるのでしょうか。

まず、カラオケはハンドマイクで歌う事が多いですよね。

ライヴではスタンドマイクを使う事もありますが、スタンドにセットしたマイクに手を添えたりする事が多いかと思います。

一方レコーディングの際はコンデンサーマイクという種類のマイクをスタンドにセットし、さらにポップガードと言うポップノイズをカットするための道具をマイクの前にセットした状態で歌います。

そんな事わかってるよ!とお思いかもしれませんが、普段ハンドマイクで歌ったり、スタンドに手を添えて歌ったりする事に慣れていると、何も持たずに歌うという事に違和感を感じます。

歌の上達を目指す方ならお分かりかと思いますが、「いつもと違う環境・状態で歌う」事はとても難しいのです。

もう一つの大きな違いは、カラオケやライヴではモニタースピーカーから音楽や自分の歌声が聞こえてきますが、レコーディングでは、ご存知の通りヘッドフォンから聞こえてきます。

これがやっかいで、耳元という近い距離から音楽や自分の歌声が聞こえてくることによって気が引けてしまい、実際歌う時の声量が小さくなってしまったり、高音の部分が歌いにくくなってしまう事がよくあります。

なんとなく思いっきり歌えなくなってしまうのです。

さらに、歌っているボーカルブースの外で、エンジニアさんやバンドメンバーなど他の人が冷静にじっと自分の歌を聞いているんだと思うと、ライヴとは違う緊張感があります。

2、レコーディングで普段通り歌う方法

ではどのようにすれば本来の力で歌う事ができるのでしょうか?

まずは手持ち無沙汰になってしまいがちな手を有効に使いましょう。

歌詞や音程に合わせて身振り手振りすると硬くならずに、表現豊かな歌になりやすいかと思います。

その際にブレスレットや服の装飾など音の出る物はあらかじめレコーディング前に外しておきましょう。

性能の良いマイクですので小さな音も拾ってしまい、歌い直しになる上にエンジニアさんに迷惑を掛けてしまうからです。

次にヘッドフォンをつけて歌う事についてですが、エンジニアさんと相談してヘッドフォンに返す自分の声を少し小さめにしてもらう事をおすすめします。

聞こえにくいからと自分の声を大きくしてしまいがちですが、そうするとこれ以上声を出すと大きすぎるかなと気が引けてしまいます。

少し小さめくらいの方が思い切って歌えるので、音楽と自分の声の返しのバランスをエンジニアさんとともに探り、歌いやすい状態で気持ちよくレコーディングする事が一番大切です。

そして何と言っても一番難しいポイントが「緊張する!」という点ですよね。

これはある意味慣れるしか解決方法はないのかもしれません。

しかし、カラオケと違ってスタジオでのレコーディングはそう何度も経験できるものではありません。

そこでオススメの練習方法は、スタジオでのレコーディングをイメージしながら自宅で簡単な録音機器を使って自分の声を収録し、確認するという作業を繰り返す事です。

その際にはできればヘッドフォンをつけて歌ってみてください。

どう歌えばどう聞こえるのか。

自分ではバッチリだと思って歌ったつもりが、聞き直すとピッチが甘かった。

など、新たな発見があると思います。

3、まとめ

カラオケやライヴで歌うのとは一味違うのがレコーディングですが、せっかくなら楽しんで歌えるといいですよね。

冒頭でも触れたように、どんな環境でも「歌う」という事に変わりはありません。

普段の力を存分に発揮できるように、レコーディングのイメージトレーしながらレッスンや自宅での練習に励みましょう!

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