ミュージカル

オペラが観たい!オペラはどこで観られる?

オペラはどこで上演されているものなのか、日常生活ではまったく情報が入って来ませんね。

そして、気にはなってもちょっと敷居が高い…チケットも相当高いイメージがあるもの。

どこでオペラ公演が観られるのか、チケットはだいたいどれくらいの値段なのかなどをご紹介します。

目次

1、オペラが観たくなったら

2、オペラはどこで観られる?

、新国立劇場、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

、東京二期会、藤原歌劇団、そのほか

、ヨーロッパやアメリカの歌劇場来日公演

3、まとめ

1、オペラが観たくなったら

DVDやYouTube動画でいくつかオペラを観て気に入ったら、マイクを通さない「音」を堪能しに劇場に行ってみましょう。

日本国内には公立のオペラハウスが2か所あり、定期的に自主制作や来日のオペラを上演しています。

そのほか、多数のオペラ団体が日本人歌手による公演をおこなっているので、気になる演目や歌手から探すのもおすすめです。

2、オペラはどこで観られる?

  1、新国立劇場、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

オペラやバレエをメインに公演をおこなっている公立のオペラハウスは、東京・初台「新国立劇場」と滋賀・大津「滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール」の2か所です。

この2劇場では、新国立劇場では自主制作作品の公演が、びわ湖ホールでは自主制作作品と併せてヨーロッパの歌劇場来日公演も観ることができます。

どちらの劇場もチケットは1万円以下の席も用意されていて、高いクォリティーの公演をリーズナブルに楽しめます。

また、びわ湖には6歳~18歳なら入会できる「シアターメイツ」、新国立劇場には4歳~39歳まで(年齢により優待内容が変わります)の「青少年のための優待メンバーズ」という制度があり、子供や若年層がオペラに親しめる機会を提供しているので、ぜひ活用してみては。

チケットは各公式サイトで購入することができます。

  2、東京二期会、藤原歌劇団、そのほか

特定の劇場をもたないオペラ団体も、数か月おきに演目を変えてオペラを上演しています。

「東京二期会」は多くの所属歌手がいるため、主に東京文化会館、日生劇場などで、ドイツオペラやオペレッタをメインにイタリアオペラ、フランスオペラと幅広いプログラムを上演しているのが魅力。

「藤原歌劇団」は東京文化会館、テアトロジーリオ・ショーワで、イタリアオペラやオリジナルの日本オペラを意欲的に上演しており、イタリアオペラのエキスパートとして見応え、聴き応えのある舞台が楽しめます。

そのほか、日生劇場など地域に根差して公演している団体も多くあり、どこも数千円~最も高くても1万円台で観られるので、お気に入りの演目がみつかったら、気軽に観に行くことをおすすめします。

  3、ヨーロッパやアメリカの歌劇場来日公演

DVDやYouTube動画で観たそのままの、インターナショナルなキャストや豪華な衣装や演出が観たいというひとは、ヨーロッパやアメリカの歌劇場の来日公演をチェック!

イギリスのロイヤルオペラ、イタリアのミラノ・スカラ座、ドイツのベルリンオペラ、オーストリアのウィーン国立歌劇場、パリのオペラ座、アメリカのメトロポリタンなど、それぞれの国を代表する歌劇場の来日公演は、チケット料金が最低1万円台後半~5万円台と超高額です。

引越公演というだけあって、メインキャストや指揮者だけでなく、オーケストラや合唱、セットや衣装、舞台裏のスタッフまで全員が日本に「来てくれる」公演のため、高額になるのは仕方のないこと。

でも、ややマイナーな都市や東欧の歌劇場の来日公演なら、一流歌手が主役を歌っていてもチケットはリーズナブルなことが多くあります。

しかも、全国の主要都市をツアーするケースがほとんどなので、アクセスのよいホールで気軽に本格的なオペラが観られるチャンスです。

気になる公演をみつけたら、他都市での公演がないかも調べてみましょう。

3、まとめ

オペラの舞台は、舞台上で歌っているソロの歌手たちだけでなく、合唱もオーケストラもマイクを通さない完全アコースティックな音を聴かせてくれます。

また、同じ演目でも演出や歌手、指揮者によってまったくちがう印象を与えてくれるのも、オペラ鑑賞のだいご味。

ちょっとだけストーリーを予習するといいですが、日本語字幕も出るので気負わず劇場に足を運んでみてください。

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