ミュージカルに興味はあるけれど、どれから観ればわからない…。
いざ劇場に行っても、つまらなくてガッカリしないか心配ですね?
はじめて観るのにハズレなし!の誰でも楽しめるミュージカルをご紹介します。
目次
1、はじめて観るにはどんなミュージカルがおすすめ?
ミュージカルを劇場で観てみたい!でも、はじめてでも楽しめるかちょっと心配…というひとも多いですね。
そんなひとには、まず映画で予習できる作品がおすすめです。
映画化されたスタンダード作品、映画をミュージカル化した作品なら、劇中のキャラクターや歌われるナンバーがそのまま舞台で再現されるので、はじめてでもストーリーに入り込んで楽しめますよ。
2、はじめて観るならこのミュージカル5選
映画でも観られる、はじめてでも楽しめるミュージカルを5作品ご紹介します。
1、レ・ミゼラブル
「レ・ミゼラブル」は、1985年にロンドンで初演されてから、30年以上も世界中で上演されているヴィクトル・ユゴー原作のフランス革命を題材にしたミュージカルです。
1987年トニー賞を8部門受賞、「民衆の歌」など心を打つ有名なナンバーが満載!
2012年に公開された映画「レ・ミゼラブル」は、ヒュー・ジャックマン主演で、ミュージカルの完全映画化として大ヒットを記録しました。
俳優たちの歌がとても素晴らしいので、字幕版で観ることをおすすめします。
2、オペラ座の怪人
「オペラ座の怪人」は、1986年にロンドンで初演されたアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲のミュージカルで、ブロードウェイ史上最長のロングラン公演記録をもつ作品です。
パリ・オペラ座の地下に潜む醜い顔をした”怪人”と、歌手クリスティーヌの壮麗なラブストーリー。
2004年にジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム主演で映画化され、劇場内の装飾、ライティングが美しく、2012年に「レ・ミゼラブル」に抜かれるまではミュージカル映画興行収入歴代トップだった名作です。
日本では劇団四季により初演され、数年ごとにリバイバル上演されています。
3、アラジン
「アラジン」は、1992年に公開されたディズニーアニメ映画をもとに作られたミュージカルで、2014年にブロードウェイで初演されました。
アニメ版映画には使われなかった曲や、作曲のアラン・メンケン書下ろしの新曲も使われていて、アニメ映画よりもさらに深い人物描写で、キャラクターの関係性が丁寧に表現されています。
2019年に公開された実写版ともひと味違うミュージカル版。圧巻のダンスシーンをぜひ舞台で体感しましょう。
4、ライオンキング
「ライオンキング」は、1994年に公開されたディズニーアニメ映画をもとに作られたミュージカルで、1997年にブロードウェイで初演されました。
2014年には世界中での累計興行収入が、すべてのエンターテインメント作品の中で史上最高額を記録。
日本では1998年以来、劇団四季が無期限ロングラン公演を続けています。
百獣の王ライオンの子シンバの成長物語で、舞台芸術家ジュリー・テイモアによる演出は、アフリカンアート、日本の文楽や歌舞伎、インドネシアの影絵などを取り入れ、マスクや大きなパペットを使って動物の姿や動きを表しています。
ストーリーと音楽はほとんど同じでも、映画とは全くちがう楽しみ方ができるミュージカル作品です。
5、キャッツ
「キャッツ」は、1981年にロンドンで初演されたアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲のミュージカルで、現時点で世界中での観客動員数が7300万人を超える名作中の名作です。
都会のごみ捨て場を舞台に、個性的な猫たちが圧倒的なパフォーマンスの踊りや歌を繰り広げるというストーリーで、娼婦猫が歌う「メモリー」は世界的なヒットナンバーとして知られています。
2020年には待望の映画「キャッツ」が公開予定なので、まだ観たことがない人は、ぜひ映画と舞台の両方で楽しみましょう。
日本では、劇団四季が「キャッツ」の無期限ロングランを35年続けているので、観たい時にいつでも観られるのも魅力です。
3、まとめ
ハリウッドやブロードウェイ俳優たちが出演する豪華な映画版で、どんな作品かをつかんだら実際の舞台を観に劇場に足を運んでみましょう。
高いクオリティのエンターテイメントを、迫力あるライブで楽しむことができますよ。