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声の太さをちょっとしたコツで変えるには
今回は誰でも簡単に歌がうまくなるテクニックをご紹介いたします。
まず最初は声の太さを簡単に変えるコツをお伝え致します。
声の太さというのはのどぼとけが下がり、のどの奥が広く開いているときは太い声、逆にのどぼとけを上げ、のどを補足締めていると細い声になります。
つまり、のぼとけを上げ下げすることで声の太さを変えることが出来るのです。
そして、のどぼとけの高さは舌の上げ下げによってコントロール出来ます。
舌先は歯の裏側に付けながら、舌を下顎につけるようぐっと下げれば、のどが開いて太い声になります。
逆に舌を上顎につけるように上げればのどが細く絞られます。
声を響かせたい時は舌を下げて声を出す、逆にかん高い声を出したければ舌を上げて声をだすと覚えておきましょう。歌う歌によって声の質を変えましょう。
スムーズな息継ぎの仕方
歌を歌うとき息継ぎがスムーズにできると途中で息が途切れたり苦しくなったりせず、ラクに歌続けることができます。
しかし、歌っている中で息継ぎのタイミングが解らなかったりスムーズに息継ぎができないことがあります。
歌の中に呼吸を取り入れるには、声を出す前に息を吸う、息を吐きながら声を出す、声を出した後に息だけを吐く、の三種類の方法があります。それを意識して繰り返し練習しましょう。
上手な呼吸法を身につけるには息を吸うのでは無く「ハー、ハー、ハー」と立て続けに息を吐き出して見ましょう。
そして、少しずつ「ハッ、ハッ、ハッ」と吐く息のスピードを上げていきます。
深く息を吸い込ま無くても、息を吐いた後には体が自然と十分な空気を吸い込んでくれます。
これを意識的に行えば短く鋭い呼吸ができるようになります。
息を吐く動作から続けて息を吸うとリキまずに呼吸が行えるのです。それが解ればあとは実践あるのみです、何度も繰り返し練習して身につけましょう。
アクセントをつける
歌を歌うときアクセントはとても大切です。
アクセント次第で聴く人の印象は全く変わります。
明るく大きな声に聞こえるためには、最初の一語から大声で発音せず二語目により大きな声を出すように意識するのがコツです。
二語目を大きく発音すれば全体的に声が大きく聞こえる上、言葉の響きもより明るくなり、非常に聞き取りやすい発音になるはずです。
歌を歌うときはもちろん、人前で話すときになどにこのテクニックを試してみてください。
簡単に裏声をだしたり「こぶし」を効かせる方法
裏返った声のことを裏声と言います。
裏声を使うと高い声が出るので歌の中でもよく使われます。とはいえ自由に使いこなすのはなかなか難しいと思われがちですが簡単に見身につけることが出来ます。
口笛を吹くように口をすぼめます。
そして吹き矢を吹くような要領で勢いよく息を吐きながら喉を絞って思い切って裏声を出してみます。
息の強さを調整しながら「ひゅっ」と声が出るまでなんどか試してみましょう。
裏声が出たらそのまま声を伸ばしてみます。声が続くようになれば、声を出しながら口を「い」の形に左右に開いて完成です。
こぶしを効かせた歌い方はプロでもよく使う歌い方です。
こぶしの効かせ方によって歌はとても印象的なものになります。効果的なこぶしの効かせ方は声と喉だけでこぶしを効かせようとせず、リズムを意識しましょう。
まず連続して「タタ、タタ、タタ、タタ」「タタタ、タタタ、タタタ、タタタ」と声に出し、リズムを覚えてしまいます。
このリズムのまま「あ」や「え」を発音してみましょう。
強調するタイミングによってこぶしが効いてるように聞こえるはずです。そして、体全体を使って調子に変化を出しましょう。
まとめ
今回お伝えしたテクニックは反復練習することによって誰でも簡単に身に付けることができますので頑張って練習してみてください。
最後にやはり上達する上で一番大切なのは歌うことを楽しむ事です。
カラオケなどで歌う時に慣れていないとどうしても緊張してします。緊張してしまうと普段はうまく歌えるのに思わぬ失敗をしてしまうものです。
歌を歌う時には周りの目を気にせずに自分が気持ちよく歌うことを一番に考えましょう。
リラックスして楽しく歌えば自然と良い歌い方になっているものです。歌の歌詞や内容をイメージしながら歌ってみましょう。自然と歌に気持ちがこもり人に伝わるように歌えるはずです。